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切迫早産での保険加入と正しい告知「加入後の保障範囲」について

切迫早産の保険加入
「さ行」で始まる病気保険加入と引受目安

切迫早産の方の保険加入では医療保険、女性保険に一時的な制限がされる事が一般的です!

インターネット上では

切迫早産経験者
  • 切迫早産の入院後でも入れる保険はないか?
  • 診断された後でも入院して給付金を受け取れた。
  • 出産から数年経過していても申告は必要か?

とさまざま情報がやりとりされています。

そこでこのページでは保険のプロの立場で切迫早産を経験された方でも加入できる保険の種類や加入後の保障範囲等を解説しています。

具体的には
  1. 切迫早産後でも保険加入は可能
  2. 異常分娩や異常妊娠は一定期間保障対象外
  3. 妊娠中の保険加入では妊娠出産に伴う入院手術は保障対象外

というのが一般的な正しい回答になります。

注意ポイント
一部の口コミでは妊娠中、切迫早産の診断をされた直後に保険加入して、帝王切開の入院手術給付金を受け取ったという意見がありますが、普通に考えて告知義務違反の可能性が高いです。

間違った情報に惑わさる事無く切迫早産の経験者の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。

なお切迫早産は異常分娩となり医療保険の給付金支払対象となります。給付金の支払有無の詳細を確認される方はこちらを参考にしてください。

医療保険は切迫早産もおりる(支払対象)請求時の注意点や通院費用や2回目の場合など
医療保険は切迫早産の給付対象で、主に入院給付金、手術給付金、通院給付金が受け取れます。更に女性疾病特約付きの女性保険などに加入している場合は入院給付金に上乗せで女性疾病入院給付金が+5千円という形で受け取れる可能性もあります。既に切迫早産で給付金を受け取っている場合でも2回目も問題なく受取可能です。ただし注意点として医療保険の加入時に条件付き承諾として異常分娩が一定期間保障対象外という事であれば給付されません。
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切迫早産の保険加入の主なポイント

切迫早産の保険加入

まず初めに切迫早産の方の商品別保険加入のポイントをまとめます。

ポイント
  • がん保険加入可能
  • 生命保険(死亡保険)加入可能
  • 医療保険は一時的な制限有り
  • 女性保険は一時的な制限有り

切迫早産を原因として加入の制限がされるのは医療保険と女性保険になります。直接的に影響がない生命保険やがん保険は無条件加入となりますので、例えば出産後に学資保険に加入する場合など、契約者に医療保障が組み込まれていないタイプであれば問題なく加入可となります。

告知時の注意点(妊娠中の加入)について

妊娠中に切迫早産の診断をされたため、慌てて保険加入をして実際に帝王切開による入院手術の給付金を受け取ったといような情報があります。

ただし一般的な告知書の質問内容では以下のような健康状態が問われます。

主な告知の内容
  1. 過去3か月以内に、医師から・検査・治療・投薬をすすめられた?
  2. 過去5年以内に特定の病気やけがで診察・検査・治療・投薬を受けた?
  3. 過去5年以内に手術を受けたことがある?
  4. 過去2年以内に健康診断・人間ドッグで異常の指摘をされた?
  5. 現在妊娠している?

妊娠中の方であれば切迫早産かどうかに関わらず、何かしら診察などを受けているわけですから告知該当になります。

一般的に妊娠中の場合、妊娠発覚からの時間経過による審査基準があります。

妊娠27週(7カ月)以内 妊娠28週(8カ月)以上
条件付き承諾 加入不可

27週未満の場合の条件付き承諾は一般的に「異常分娩・異常妊娠」であり帝王切開などが1年~2年前後保障対象外になります。

妊娠中の保険加入についてはこちらでも解説しています。

妊娠中に医療保険はいつまで加入できる?(給付内容など)
妊娠前後での医療保険の加入について、妊娠中の加入可能期間や給付金の支払われる入院や手術。帝王切開などについてまとめています。

妊娠中に医療保険に加入して帝王切開で給付金を受け取れるというのは「妊娠」を申告していないケースが考えられます。

意識的、無意識的に関わらず健康状態を正しく告知しなかった場合は「告知義務違反」となってしまう事もあり、発覚すれば給付金も支払われず、契約も解除となります。

それまで支払った保険料も返金されません。

妊娠中でも時間経過によっては加入できる場合はありますが、切迫早産は保障対象外である事を理解した上で正しい告知を行うようにしてください。

告知義務違反に関してはこちらでも解説していますので気になる方は是非ご確認ください。

保険加入時の告知義務違反はなぜばれる?調査方法や時効目安。契約解除について
告知義務違反がばれるタイミングから調査方法。契約解除となるケース、解除にならないケース。告知妨害や不告知教唆、契約2年前後での取り扱いについて詳しく解説しています。

引き続き切迫早産の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。

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医療保険の加入について

先述しているように切迫早産の方の医療保険では「条件付き承諾」として「異常分娩・以上妊娠」が1年~5年前後の保障対象外になる事が一般的です。

異常分娩は対象外ではあるものの、その他の病気やけがの保障を考えたいという方やなるべく早く保障対象外の期間を終わらせたいという方もいるかと思います。

当サイトではおすすめの医療保険をランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。

医療保険おすすめランキング2020|独自評価基準によるスコアリングで徹底比較!
このページでは医療保険のおすすめを独自の評価基準に基づき各社の商品をスコアリングし、合計点の高い順にランキングを作成して紹介しています。評価項目は医療保険を選ぶ上で重要と思えるものを採用している為、独自の基準ではありますが結果として他の専門サイトでも人気のある医療保険と近しい結果になっているケースも高いです。

女性保険の加入について

女性保険とは通常の医療保険に特約として女性疾病特約(=オプション)を付加したタイプを指すことが一般的なので、切迫早産の場合の審査基準は医療保険と同等になります。

女性保険もこちらよりおすすめをランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。

女性保険おすすめランキング2020(女性向け医療保険)
女性におすすめの【女性保険】(=女性疾病特約付き)を独自の評価項目でスコア付し、ランキング形式にて紹介しています。女性の方が保険を選ぶ際の参考にしていただければと思います。
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生命保険の加入について

切迫早産の方でも生命保険はとくに条件なく加入可能です。

注意ポイント
ただし、妊娠中で28週(8カ月)以上は一時的に加入不可なので、出産後に加入手続きをしてください。

当サイトでは死亡保険を(終身保険・定期保険・収入保障保険)別に評価項目に基づきランキング作成をしています。死亡保険をご検討の方は是非参考にしてみてください。

生命保険ランキング2020【終身保険・定期保険・収入保障保険】徹底比較!
生命保険のおすすめランキングとして終身保険、定期保険、収入保障保険のそれぞれで独自の評価項目を設定しスコアリング上位をランキング形式にて紹介しています。 生命保険を検討している方は是非ご参考にしてみてください。
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がん保険の加入について

がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。

女性特有の病気を心配される方
  • 乳がんが心配
  • 子宮頸がんが心配
  • 卵巣がんが心配

というように、突き詰めるとがんを心配されているケースが多いです。

この場合はむしろ、がん治療のみに特化した単体の「がん保険」がご自身の希望に合っている場合もありますのでその他の保険とのバランスも考えながら是非ご検討ください。

がん保険ランキング2020おすすめ比較|独自評価基準採用【終身・定期・診断金メイン】
がん保険のおすすめを独自の評価項目を設定した上で明確な基準を元に合計スコアが高い順にランク付を行っています。更にがん保険も終身タイプから定期タイプ。診断給付金がメインのタイプなどさまざま有り、これらを一括りにランク付するのは公平性が低い為、種類を分けた上でランキングを作成しています!
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このページのまとめ

切迫早産による保険加入をまとめると

ポイント
  • 妊娠中でも27週(7カ月)以内であれば加入は可能
  • 異常分娩・以上妊娠は保障対象外
  • 生命保険やがん保険は無条件加入可能

という内容になります。

仮に現在検討中の保険会社の担当者から

担当者
「退院後であれば告知不要ですよ」

などど言われても、それはその担当者の知識不足やモラルの欠落が考えられます。

審査基準などはあくまで一般的な説明であり、保険会社によっては異なる事もありますので、実際に保険を検討している方は複数の保険会社、保険商品の中から比較検討できる保険ショップや乗合代理店がおすすめです。

切迫早産のように告知該当がある場合であれば、尚更一人で判断せずに信頼できる保険のプロに相談してください。

当サイトでは厳選しておすすめできる保険の無料相談サービスも紹介しています。

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