あなたは現在、乳腺炎の治療中でも入れる保険や契約中の保険の見直しを検討してはいませんでしょうか？
もしくは既に治療が終了している状態で数年経過しており、加入手続きに際して申告する必要があるのかと気にされているかもしれません。
乳腺炎の場合、現在進行形で治療中もしくは経過観察中で治療からの期間が短い(2年～3年程度)の場合は医療保険は条件付き承諾により乳房が一定期間保障対象外。
女性保険の場合は加入不可の可能性があります。
保険会社によっても基準は異なる為、一律で断言する事はできませんが、乳腺炎による診療状況が加入可否に影響する場合があります。
そこでこのページでは乳腺炎の方でも加入できる保険の種類や治療状況による審査基準等を解説しています。
乳腺炎の治療中の方や現在は診療完了した方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
乳腺炎の保険加入の主なポイント
まず初めに乳腺炎の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
- がん保険は無条件で加入可能
- 医療保険は診療状況により加入条件が分かれる
- 女性保険は診療完了以外は加入不可
- 死亡保険は問題なく加入可能
ただし診療完了している状況であればいずれの保険も無条件にて加入が可能となるケースが一般的です
告知時の注意点(診療完了の定義)について
各種保険商品の告知における健康状態を分類するものに「診療完了」があります。
言葉の通り、すでにその病気やケガの治療が終了している状態を指しますが「診療完了」を判断するのは医師のみです。
治療が終わっているのかどうかの確認は慎重に判断するようにしてください。
告知義務違反に関してはこちらでも解説していますので気になる方は是非ご確認ください。
医療保険の加入について
乳腺炎の方の医療保険の加入時には告知の質問範囲内での現在の治療状況=診療状況によって審査基準が分かれる事が一般的です。
加入時の告知では一般的に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
上記のケースで言うと過去5年以内にて乳腺炎の診療中か診療完了かが一つの目安となります。
告知内容についてはこちらでも解説していますので気になる方はご参考ください。
乳腺炎の診療中の場合
現在進行形で乳腺炎の診療中の場合は以下の2つで更に分類します。
治療中の場合
乳腺炎の具体的な治療を行っているケースでは無条件承諾とはならず「条件付き承諾」として「乳房」や関連部位が一定期間保障対象となります。
保障対象外期間は保険会社や契約者の乳腺炎の程度にもよる為一概には断言できませんがおおよそ3年～5年の範囲ではないかと思います。
当然この期間を過ぎれば不担保は解除される為、通常の加入同様に以後の入院や手術には給付金の支払対象となります。
経過観察中の場合
具体的な治療行為はないまでも定期的な検査などの指示が出ている場合は「経過観察中」として扱う事になります。
経過観察中の場合も診療開始からの時間によって加入条件が分かれるケースがあり目安として診療開始2年～3年未満の場合は「条件付き承諾」。
診療開始3年以上経過している場合は通常通り加入可能となる可能性が高いです。
「条件付き承諾」の場合も治療中よりは緩和される為、乳房部位が2年～3年前後の不担保というレベルです。
乳腺炎の診療完了の場合
既に乳腺炎の治療も終了。経過観察も終了し、医師の確認にて診療完了となっている場合は条件もなく通常通りの加入か可能かと思われます。
当サイトにておすすめする医療保険はこちらよりランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
女性保険の加入について
女性保険は通常の医療保険に特約として女性疾病特約(=オプション)を付加したタイプを指すことが一般的です。
その為、加入可否の判定も医療保険と同等に扱われる事が多いですが乳腺炎の場合は女性特有の病気に直接的に関係する部分でもあり「診療完了」以外は加入不可となる可能性が高いです。
先述していますが、医師の判断にて診療完了という事であれば問題なく加入可能となりますので良ければ是非ご確認ください。
女性保険もこちらよりおすすめをランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
死亡保険の加入について
死亡保険はその名前の通り生死に関連する保障になります。
乳腺炎を直接的な原因として死亡リスクに繋がる可能性も低い事からも特に診療状況にかからず加入可能となります。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
女性特有の病気を心配して女性保険への加入を希望される方は多いですが、実際には女性特有の病気は「乳がん」等のがんを心配されているケースも多々あります。
女性の為のがん保険選びは下記にて紹介しています。
介護保険の加入について
介護保険は医療保険や死亡保障と類似した告知書への健康状態の記載が一般的ですが、医療保険などに比べると比較的加入しやすい傾向にあります。
乳腺炎の方でも死亡保険やがん保険同様、介護保険の加入はできる可能が高いです。
各種保険会社が扱う介護保険もこちらでおすすめを紹介しています。
このページのまとめ
乳腺炎による保険加入では医療保険と女性保険のみ診療状況による加入制限があります。
ただしそれ以外の保険では特に問題なく契約者のニーズに合わせた保険選びが可能です。
女性保険の加入は診療完了しないと難しい可能性も高いですが、女性特有で心配している病気を紐解くと「がん」保障に繋がるケースも多々あります。
告知書に何かしらの健康状態を記載しないといけないケースであればこそ、複数の保険商品の中から条件にあった保険相談がおすすめです。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
乳腺炎のように告知該当がある場合であれば、一人で判断せずに保険ショップや訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスをご活用ください。