がん保険の加入にあたり、職業的な制限や健康上の審査基準などを中心にまとめて紹介しています。
がん保険の場合はその他の保険商品に比べて告知書の質問内容もがん関連に特化しており、持病等で医療保険や生命保険への加入が制限される方でも比較的加入しやすい傾向にあります。
また加入後の保障開始や解約時の注意点なども事前に確認しておいた方がよい項目がある為、大まかに以下のような内容でまとめています。
がん保険に加入する方や現在契約中の方は是非参考にしてみてください。
がん保険の加入条件について
冒頭にて解説してるようにがん保険もその他の保険同様に加入にあたってはいくつかの制限があります。
主な加入条件としては以下の3つとなります。
その他、通常の保険商品などは職業告知によって危険職種の方などは加入が制限されるケースもありますが、がん保険の場合は職業を告知する必要がないケースもあり、仮に無職でも加入できてしまう場合などもあります。
詳細に関しては以下のページで更に解説していますので良ければチェックしてみてください。
がん保険の告知内容について
がん保険も通常の医療保険や生命保険同様に加入に際して各保険会社が用意している告知書の質問に対して健康状態等を正しく告知する必要があります。
保険会社によっても多少の違いはありますが、がん保険の場合は保障の対象もがんに特化してる為、告知書の質問もがん関連に限定される事が多いです。
その為、がん以外の持病で医療保険等の加入に制限がされる場合でもがん保険に関しては無条件で加入できる場合もあります。
ただし、見落としがちな部分として継続的にポリープ切除(良性の大腸ポリープetc)を実施している場合などは告知該当する場合もありますのでしっかりと告知書の質問内容を確認するようにしてください。
喫煙者のがん保険に加入する際の影響
一部の保険商品ではタバコを吸っていない事で保険料が割安になるノンスモーカー割引などが用意されるケースがあります。
ただしがん保険に関してはタバコの喫煙有無により加入が制限されたり、契約内容(=月々の保険料等)に影響が出る事はありません。
加入後のがん保険の開始について
通常の医療保険や生命保険は加入手続き後すぐに保障が開始され、保障の開始を責任開始と言います。
ただしがん保険の場合は上記3つの条件が揃った日から90日後が保障の開始となる点に注意が必要です。
例えば、昔に加入したがん保険から新たながん保険への切替を検討している場合などは90日間の免責期間を考慮しないと保障が無い空白期間なども発生しますので契約上の仕組みを理解した上で手続きを進めるようにしてください。
加入中のがん保険の解約時の注意点について
更に加入中のがん保険を解約する場合でもいくつかのチェックポイントが有ります。
- 保障はいつ消滅するか
- 新たながん保険に加入できるか
- 解約時に満期金はあるか
等々、乗り換えの場合は先述している90日間の免責も含めて考える必要があります。
更に昔のがん保険などは解約すると満期金(解約返戻金)が戻ってくるタイプも存在します。解約返戻金の確認方法やピーク時の解約についても解説していますので契約中のがん保険に心当たりがある方は是非参考にしてみてください。