アフラックのがん保険「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」の特徴を徹底解説!

生きるためのがん保険days1
がん保険がん保険商品の解説レビュー

アフラックのがん保険「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」は診断から再発まで、現在の医療事情に合わせて合わせて幅広いがん治療に備えられるがん保険です。
新たに特約として治療に伴う外見ケアやがんの痛みを和らげる緩和ケアにも対応しています。

と言われても

がん保険の検討者
  • 昔のアフラックのがん保険との違いが分からない
  • がん保険として何を基準に選べばよいかわからない

という方がほとんどかと思います。

そこでこのページでは「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」を他社のがん保険も含めた具体的な評価項目に基づくスコア付けを行い明確な比較をしています。

がん保険の評価項目
  1. 診断給付金強化
  2. 抗がん剤(ホルモン療法)強化
  3. 上皮内新生物強化
  4. 通院保障強化
  5. 払込免除
  6. 料金

評価項目は上記6つになりますが。先に「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」のおすすめポイントを紹介すると

「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」のおすすめは
  • 通院保障の手厚さ
  • 緩和ケアに対応した特約
  • 外見ケアとしてがん治療時の脱毛に手厚く対応

等が他社のがん保険と比較した上で明確なおすすめポイントと言えます!

「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」への加入を検討してる方はもちろん、がん保険の加入や見直しを考えてている方は是非参考にしてみてください。

生きるためのがん保険days1(デイズワン)の特徴

生きるためのがん保険days1の特徴

まず初めに生きるためのがん保険days1(デイズワン)の主な特徴やポイントをまとめます。

ポイント
  • 契約可能年齢は0歳~85歳
  • 保険料支払期間の選択肢が豊富
  • 保険料の支払方法は口座、クレカ共に月払、半年払い、年払いに対応
  • がん診断給付金は診断確定時と2回目以降は治療による入院か所定の通院で2年に1回。回数無制限
  • 上皮内新生物の診断給付金は悪性新生物の1/10保障で1回のみ
  • 入院は悪性新生物(上皮内新生物含む)日数無制限
  • 手術は回数無制限。放射線治療は60日に1回で回数無制限
  • 抗がん剤(ホルモン療法は半額)で治療を受けた月毎(5・10万を選択)通算60回まで保障
  • 保険料払込免除の条件が他社よりも複雑

生きるためのがん保険days1(デイズワン)の評価

冒頭でもお伝えしているようにがん保険を6つの評価項目からスコアリングし独自基準によるランキングを掲載しています。

合計スコア:18.5点/30点中

料金3.0
診断給付金強化3.0
抗がん剤(ホルモン療法)強化4.0
払込免除3.0
上皮内新生物強化1.0
通院保障強化4.5

生きるためのがん保険days1(デイズワン)は合計18.5点とチェックしてるがん保険の中で平均的な保険料の一つです。

生きるためのがん保険days1(デイズワン)のメリット

保険料の支払期間の選択肢が豊富

保険料の支払期間は終身払いか60歳、65歳満了などが一般的ですがアフラックの場合、最短2年から選択可能で短期的にまとめて保険料の支払を終了させたい方などにもおすすめです。

ポイント
2年、5年、10年、60歳半額、65歳半額、60歳、65歳、終身

通院給付金の支払条件が実質無制限

三大治療か退院後1年以内で日数無制限というように実質日数無制限で手厚く通院保障がされています。

ポイント
手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療(経口投与を除く)のための通院か退院後1年以内の通院で支払日数無制限。

生きるためのがん保険days1(デイズワン)のデメリット

上皮内新生物の診断給付金が手薄

他社のがん保険では上皮内新生物の診断給付金でも悪性新生物と同額を一時金として受け取れ、支払回数も同条件というケースがあります。

アフラックの場合はこの上皮内新生物の診断給付金が悪性新生物の10分の1(悪性新生物が50万円なら5万円)で1回のみしか受け取れないという部分は他社と比較して上皮内新生物保障が手薄と言えます。

がん保険の上皮内新生物とは?悪性新生物との違いや保障内容について
がん保険における上皮内新生物と悪性新生物(がん)の違いから部位別の発生割合や上皮内新生物におすすめのがん保険の選び方等を解説しています。

保険料払込免除の条件が複雑

昨今のがん保険ではがんの診断時点で以後の保険料の支払が免除されるタイプが多く、シンプルに

例えば
がん(もしくは上皮内新生物)と診断された=以後の支払は不要

と言うのが一般的ですが、アフラックの場合は

悪性新生物の診断確定から
  • 2年以内に入院と通院の合計が30日に到達
  • 2年以上経過後に悪性新生物の診断確定か治療目的の入院か通院
  • 上皮内新生物は対象外

となり場合によってはがんになっても払込免除に該当されない方もいる可能性があります。

以上を踏まえ、他の保険会社を含めたタイプ別がん保険のおすすめランキングや、評価項目の詳細を以下でまとめていますので是非ご確認ください。

がん保険ランキング2020おすすめ比較|独自評価基準採用【終身・定期・診断金メイン】
がん保険のおすすめを独自の評価項目を設定した上で明確な基準を元に合計スコアが高い順にランク付を行っています。更にがん保険も終身タイプから定期タイプ。診断給付金がメインのタイプなどさまざま有り、これらを一括りにランク付するのは公平性が低い為、種類を分けた上でランキングを作成しています!

「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」の保障内容

保障内容支払条件・回数スタンダードプランベースプランレディースプラン
診断給付金がんの場合50万円25万円50万円
上皮内新生物の場合5万円2.5万円5万円
特定診断給付金がんの場合
一時金として
50万円25万円50万円
入院給付金1日につき10,000円5,000円10,000円
通院給付金1日につき10,000円5,000円10,000円
手術治療給付金1回につき20万円10万円20万円
放射線治療給付金1回につき20万円10万円20万円
抗がん剤・ ホルモン剤治療特約
保険期間・保険料
払込期間:10年更新
抗がん剤んの治療を受けた月ごと抗がん剤治療給付金
10万円
(給付倍率2倍)
抗がん剤治療給付金
5万円
(給付倍率2倍)
抗がん剤治療給付金
10万円
(給付倍率2倍)
ホルモン療法の治療を受けた月ごと乳がん・前立腺がんの
ホルモン剤治療のとき
5万円
(給付倍率1倍)
乳がん・前立腺がんの
ホルモン剤治療のとき
2.5万円
(給付倍率1倍)
乳がん・前立腺がんの
ホルモン剤治療のとき
5万円
(給付倍率1倍)
女性がん特約
保険期間・保険料
払込期間:10年更新
1回につき無し無し女性特定ケア給付金
20万円
1回につき無し無し乳房再建給付金
50万円
がん先進医療特約
保険期間・保険料
払込期間:10年更新
1回につきがん先進医療給付金
先進医療にかかる技術料のうち
自己負担額と同額
(更新後の保険期間を含め通算2,000万円まで)
1回につきがん先進医療一時金
1年間に1回を限度
15万円
診断給付金 複数回支払特約
保険期間・保険料
払込期間:終身
がんの場合1回につき複数回診断給付金
50万円
上皮内新生物の場合1回につき複数回診断給付金5万円
5万円
特定保険料 払込免除特約無し免除事由に該当後の
保険料はいただきません
外見ケア特約
保険期間・保険料
払込期間:10年更新
それぞれ1回ずつ外見ケア給付金
(1)顔・頭部の手術、手足の切断術
20万円
1回限り(2)頭髪の脱毛症状
10万円
緩和療養特約
保険期間・保険料
払込期間:終身
治療を受けた月ごと緩和療養給付金
特約給付金額5万円の場合
5万円
特別保険料率に関する特則保険料の割増従来の「がん保険」でお引き受けできなかった下記のような既往症がある方も通常の保険料よりも割増しされた「特別保険料率に関する特則」を付加してお申し込みいただけます。

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以前のがん保険との違いや追加された特約について

診断給付金の2分割について

生きるためのがん保険days1の診断給付金

以前のアフラックのがん保険では悪性新生物の診断確定時で診断給付金を一括で受取でしたが、今回から2分割されています。

  1. 診断給付金
  2. 特定診断給付金

結果的に診断確定時の一時金は減額し、受取の条件も厳しくなっています。

払込免除特約

新たに払込免除特約の付加が可能となりました。

ただし、デメリットの部分でも記載しましたが他社と比較すると免除の条件が若干複雑で厳しいと言えます。

緩和療養特約

生きるためのがん保険days1の緩和ケア給付金

緩和ケア給付金として痛み緩和など直接的にがんの治療を目的としない場合でも所定の条件に該当すれば給付金を受け取ることが可能となります。

実際に通常のがん保険の場合、緩和ケアでは入院給付金などが対象外となるのかというと必ずしもそうではなく、治療の一環として医師の管理下で行われる緩和ケア治療であれば支払対象となります。

がん保険と緩和ケアの関係性についてはこちらでも解説しています。

がん保険で緩和ケアやホスピスでの治療は保障内容に含まれるか?
がん保険に加入している人や、これから加入を検討されている方の質問に緩和ケア病棟などへの入院も支払いの対象になるのかと聞かれる事があります。 一般的にがん保険の入院給付金はがんの治療を直接の目的とした入院であることを条件として支払いの対象と...

外見ケア特約

生きるためのがん保険days1の外見ケア給付金

外見ケア給付金は治療で生じた頭髪の脱毛をカバーするために自分に合った医療用ウィッグ(かつら)の購入費に充当する事が可能です。

脱毛時の対象方法

出典

ウィッグメーカーであるアデランスの行った脱毛時の対象方法ではウィッグが上位に位置しています。

ウィッグにかかる費用

またアフラックの実施したアンケートではウィッグの購入掛かった費用の半数近くは「0万円~5万円未満」という事でこの部分を「頭皮の脱毛症状:10万円」でカバーする事が可能です。

医療用ウィッグは保険適応にならないのか?

医療用と付くくらいなので公的医療保険制度の対象(自分は3割負担)にならないのかという疑問についてですが結論から言うと保険対象にはならず全額自己負担となります。

注意ポイント
  • 「医療用」=「地肌にも安心安全に使用可能」という意味
  • 治療に直接的な関係が無い為、保険適応外

なお過去のアフラックのがん保険の保障内容を確認する場合や見直しを検討してる方は以下のページもこれまでにアフラックで発売されたがん保険の詳細を網羅的にまとめていますので良ければご確認ください。

昔加入したアフラックのがん保険の契約内容の確認方法と具体的な見直し対策
アフラックの過去の販売されていたがん保険の種類ごとに保障内容から見直しのポイントを端的にまとめています。がん保険の見直しを検討している方などは是非ご確認ください。

20歳・30歳・40歳・50歳・60歳の参考保険料

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年齢男性女性
20歳2,534円2,534円
30歳3,394円3,485円
40歳5,025円5,159円
50歳8,128円6,831円
60歳13,693円8,521円

※保険料比較の為のプランは以下の項目で算出しています。

  • 保険期間、支払い期間は終身・10年間
  • 診断給付金100万円
  • 入院日額1万円
  • 抗がん剤治療含む
  • 保険料払込免除特約付き
  • 先進医療特約付き

※保険料の算出は公式サイトやパンフレットを参考にしています。
※保障内容は会社単位で微妙に異なります。

生きるためのがん保険days1(デイズワン)の契約概要

保険会社アフラック
契約年齢0歳~85歳
保険期間終身
保険料支払期間
(有期払い)
2年、5年、10年、60歳半額、65歳半額、60歳、65歳、終身
口座引落払込方法(回数)月払、半年払、年払
クレジットカード
支払方法(回数
月払・半年払・年払

このページのまとめ

改めて生きるためのがん保険days1(デイズワン)のポイントをまとめると

ポイント
  • 保険料の支払期間の選択肢が豊富
  • 診断から入院通院、三大治療、緩和ケア等幅広く対応
  • 上皮内新生物には他社と比較して若干手薄
  • 払込免除特約の条件が複雑でハードルが高い
  • 他社のがん保険との比較では平均的な評価

という形になります。

おすすめできる部分が多々ありますがランキングでも紹介しているようにがん保険は各保険会社より多数の商品が出回っています。

実際に生きるためのがん保険days1(デイズワン)への加入や見直しを検討している場合は折角なので他社のがん保険とも比較してみても良いかもしれません。

これらを効率よく比較検討しようとする場合の相談方法は複数の保険商品を取り扱う保険ショップや乗合代理店のファイナンシャルプランナー(FP)が最適です!

保険ショップ、FPの訪問サービス共に無料保険相談サービスとして何度相談してもお金は一切かかりませんので是非ご活用ください。

ページの下でおすすめの保険ショップ検索サービスやFP訪問サービスを紹介していますので良ければご確認ください。

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