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がん保険の上皮内新生物とは?がんとの違いや保障内容について

投稿日:2017年9月18日 更新日:

あなたはがん保険の加入を検討してる時に「上皮内新生物」と言う言葉を見かけたことはないでしょうか?

もしくはそもそも聞いたことはなんとなくあるけど意味が分からない。保障内容が違うのか等、疑問に思われているかもしれません。

上皮内新生物とは簡単に言ってしまえば、初期段階のがんになります。がん(=悪性新生物)と上皮内新生物は別物として考えている方もいますが、実際は同じがん細胞になります。周囲に広がる浸潤や転移をまだしていない初期段階=ステージ0のがん細胞です。

昨今のがん保険では悪性新生物はもちろん、上皮内新生物に関してもしっかり保障しているケースがほとんどですが、昔のがん保険などではまだ上皮内新生物がしっかりと定義されていない事もあり、対象はあくまで悪性新生物のみとなる場合もあります。

その為、昔のがん保険から最新のがん保険に乗り換える人が多いのも事実です。一方上皮内新生物の発生確率や治療期間などによっては過度な保障は不要という考え方も存在します。

そこでこのページでは上皮内新生物と悪性新生物の違いから主な治療期間、確率などを中心に昨今のがん保険における保障内容の違いについても紹介していきます。

がん保険選びを検討している方から過去に加入したがん保険の見直しを検討している方などは是非ご参考にしていただければと思います。


上皮内新生物と悪性新生物の違いについて

上皮内新生物と悪性新生物の違い

先述しているように上皮内新生物も悪性新生物と同様にがん細胞である事には間違いありません。
ただし、上皮内新生物は初期のがんであり、転移等がなく治療によってほぼ完治するものとされています。

それぞれ具体的な違いを確認していきます。

悪性新生物

悪性新生物

悪性新生物は各臓器などの上皮細胞より奥の基底膜に進んで他の組織に浸潤しているがんの状態です。
リンパ液や血液に流れていればそこからがん細胞が運ばれ、他の臓器への転移も考えられます。

上皮内新生物

上皮内新生物

上皮内新生物は、腫瘍が粘膜の上部である上皮細胞にとどまっている状態で基底膜を超えていないので当然その時点では組織への浸潤もなければ転移も考えられないという状態です。

【部位別】上皮内新生物の発生比率

昨今、医療技術等の進歩もありがんの発見も早期化、適正な治療によって必ずしもがんが不治の病でもなくなってきている状況もあります。

そこで上皮内新生物の部位別の発生確率はどの程度なのかという部分について「国立がん研究センター」より過去のデータが公表されています。

出典国立がん研究センターがん対策情報センター「がん診療連携拠点病院院内がん登録 2008年全国集計報告書」

上記はあくまで特定部位による上皮内新生物の割合を表示していますが、子宮がんや膀胱がんなどは上皮内新生物の割合が高いと言えます。

女性が心配される女性特有の病気は主に「乳がん」や「子宮がん」など指しているケースがおおく、これらのがんは「上皮内新生物」である割合も高いです。
性別によって大きく選択する保障内容が分かれる事はありませんが、女性はより上皮内新生物を手厚く保障する医療保険やがん保険を優先する事は間違いないのではないかと考えます。

上皮内新生物の治療費や治療期間

上皮内新生物の治療期間

今度は実際に上皮内新生物の治療費や治療期間はどの程度なのかという部分についてですが、先述しているように上皮内新生物は初期がんであり浸潤や転移がない分、基本的には腫瘍部分を切除する事で治療終了となります。

悪性新生物のように、手術した後からが本当の治療が始まるような入院通院を繰り返しての放射線治療や抗がん剤治療は原則必要ありません。

例として子宮頚部の上皮内新生物(高度異形性等)の場合は進行レベルにもよりますが一般的に子宮頚部円錐切除手術という手術が行われるケースが多く費用は、3割自己負担額で約5万円程度です。

悪性新生物であれ、上皮内新生物であり公的医療保険制度の対象の医療行為であれば本人の治療費は窓口負担3割で済みますし、高額になった場合でも高額療養費制度が適応される為、本人が支払う治療には上限(10万円程度)があります。

つまりそこまで高くはならないわけですが、上皮内新生物も一度でもなってしまうとその後にがん保険の加入は非常に難しくなります。

がん保険加入時の告知内容

がん保険は医療保険や生命保険に比べれば加入時の告知内容が限定的で入りやすい保険ではありますが、がんの疑い、上皮内新生物、上皮内新生物の疑いには非常に厳しいです。

おおよそどこの保険会社でもがん保険の告知内容には

「上皮内新生物」の病状や病気あるいはその疑いで、治療中・検査中・経過観察中ですか?

となるケースがほとんどです。

上皮内新生物は手術後に目立った治療行為は少ない可能性はありますが、再発や転移を予防する為の経過観察期間は長期にわたる為、結果として悪性新生物ではなく上皮内新生物であったとしても一度でも経験してしまうと新たながん保険への加入は難しくなるという事です。

がん保険の告知内容について【医療保険や生命保険との違い】

がん保険における上皮内新生物と悪性新生物の保障内容について

がん保険における上皮内新生物と悪性新生物の違い

そこで保険料とのバランスにもよりますが可能であれば上皮内新生物も悪性新生物同様に手厚い保障が組み込まれている方が理想です。

昨今のがん保険では上皮内新生物も対象とする事は一般的ですが悪性新生物と具体的に異なるポイントが3点あります。

  1. 診断給付金の保障額
  2. 診断給付金の支払回数
  3. 保険料の払込免除

診断給付金の保障額

がんの診断時にまとまった一時金を受け取ることができる診断給付金ですが、例として診断給付金を100万円というプランの場合

悪性新生物であれば診断給付金は100万円。

上皮内新生物の場合は保険商品によって

上皮内新生物診断給付金
同額保障 100万円
半額保障 50万円
10分の一保障 10万円

というようにがん保険によっては悪性新生物の給付額に対して割合が異なる場合があります。

診断給付金の支払回数

また昨今のがん保険や医療保険では診断給付金を1回限りではなく、2回目以降も給付するケースもあります。こちらも商品によって2年おきに給付される場合や1年毎など様々ですが上皮内新生物の場合は1回限りとしている場合があります。

保険料の払込免除

がん保険の中にはがんになった場合は保障は継続しても以後の保険料の支払いが免除される払込免除が組み込まれた商品があります。
この払込免除も対象は悪性新生物で上皮内新生物は免除にならないとするがん保険が存在します。

以上の3点ががん保険における悪性新生物と上皮内新生物の保障内容の違いになります。当然保険会社によってはこれらの保障について全く区別しない同額保障として上皮内新生物の手厚さをアピールする商品もあります。

そこで当サイトでは「上皮内新生物」の保障強化を評価項目の一つとしたがん保険のおすすめをランキング形式にて紹介しています。


上皮内新生物の保障が手厚くなればそれだけ保険料が高くなるかというと必ずしもそうではないのでがん保険を探している方は是非ご参考にしていただければと思います。

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