PR

B型肝炎の方の保険加入と告知ポイント(慢性B型肝炎)と(急性B型肝炎)の違いについて

B型肝炎の保険加入
「は行」で始まる病気保険加入と引受目安

あなたはB型肝炎の状態で保険の新規加入や見直しが出来るのかと気にされてはいませんでしょうか?

もしくは加入の手続きに際し、過去何年も入院治療などが無い事から告知を行う必要があるのか疑問に思われているかもしれません。

基本的に告知書にはありのままを記入します。

B型肝炎に関しては【急性B型肝炎】か【慢性B型肝炎】でも加入の判断が分かれるものですが、ネット上のQ&A投稿サイトでは慢性B型肝炎なのか急性B型肝炎なのかはっきりしないまま質問と回答が繰り返されている事がありいまいち分かりずらいところが有ります。

そこでこのページではB型肝炎において、急性、慢性それぞれのケースで加入できる保険の目安について解説してきます。

なおB型肝炎ウイルスキャリアで経過観察中の方はこちらのページで加入可能性のある保険種類等をまとめていますので該当する方はご確認ください。

B型肝炎ウイルスキャリアでの保険加入と告知ポイント。加入可能な保険種類について
このページではB型肝炎ウイルスキャリアの方の保険加入に関して加入可能な保険種類等を解説しています。おおよその結論としては生命保険は加入可能性大。医療保険は状況にもよりますが、「条件付き承諾」として一部保障されない部位もありますが加入可能性有り。がん保険は加入不可の傾向があります。保険商品よってはいずれの保障が組み合わさっている事で加入不可となる場合もありますが、個別の手続きをする事でより希望にあう保険契約手続きが出来る可能性もあります。
スポンサーリンク

B型肝炎の保険加入の主なポイント

まず初めにB型肝炎の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。

  • 慢性B型肝炎は加入可能な保険種類が限定的
  • 急性B型肝炎は治療状況期間により加入可否が分かれる
  • 一般的に5~6カ月の治療期間があれば慢性と判断

引き続きB型肝炎の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。

スポンサーリンク

急性B型肝炎の場合

B型肝炎の保険加入目安として通院治療の開始期間が6カ月未満程度で医師より「急性」と診断されていれば急性B型肝炎として告知をすすめます。

急性B型肝炎の場合は治療状況や、診療開始からの期間に応じて加入できる保険種類や加入できたとしても特定の条件があったりと結果が細分化される可能性があります。

単体のがん保険はがんに関連した告知内容になりますが、医療保険や生命保険(=死亡保険)の場合、保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。

主な告知の内容

  1. 過去3か月以内に、医師から・検査・治療・投薬をすすめられた?
  2. 過去5年以内に特定の病気やけがで診察・検査・治療・投薬を受けた?
  3. 過去5年以内に手術を受けたことがある?
  4. 過去2年以内に健康診断・人間ドッグで異常の指摘をされた?
  5. 現在妊娠している?
保険加入時に告知する内容とは(どこまで必要?)
医療保険に加入する際の告知について、正確に審査してもらうためのポイントなどを紹介hしています。

その中で急性B型肝炎においては入院または治療の有無がポイントになる可能性が高いです。

入院含む治療履歴がある場合

告知書にて問われる範囲内にて入院などの治療履歴が有る場合でも現在進行形で診療を受けているのかどうかで判断が分かれるケースがあります。

  • 診療中の場合
  • 診療完了の場合

診療中の場合

急性B型肝炎にて現在進行形で入院等の治療を伴う診療を受けている場合は一般的に医療保険や生命保険、がん保険に関しても加入不可となる可能性が高いです。

診療完了の場合

入院や治療の履歴があるものの現時点では診療が完了している場合は全ての保険種類において加入できる可能性が出てきます。

ただし、診療完了はあくまで「医師」よりその後の経過観察も不要と判断された上で、更にある程度時間が経過してる必要があります。

ある程度の時間に関しては保険会社によって判断が分かれるので一律にはなりませんが目安としては1年から2年程度が一般的です。

入院や治療がない場合

急性B型肝炎の診断をされた後でもこれまで入院含む具体的な治療がない場合も診療中か否かで加入の判断が分かれるケースがあります。

現在診療中の場合

急性B型肝炎の診断後、具体的な治療行為はないものの、診療中=経過観察などで定期的な医師の診療を受けている状況を指します。

生命保険

生命保険に関しては急性B型肝炎であっても治療の履歴がない場合であれば特に制限なく加入できる可能性が高いです。

医療保険

医療保険の場合は保険会社によっても判断が分かれるところではありますが、「条件付き承諾」として「肝臓」および関連する器官が一定期間(2~3年)or全期間で保障対象外となる可能性があります。

がん保険

がん保険はそもそも、告知書の質問事項に該当しなければ原則加入できるものですが、急性B型肝炎にて治療履歴がない場合は問題なく加入となるケースが考えられます。

診療完了から2年以上経過している場合

なお急性B型肝炎の診断後、入院などの具体的な治療履歴がなく診療完了の指示がされている場合は基本的にどの保険商品においても問題なく加入できる可能性が高いです。

診療完了の定義について

ただし、「診療完了」の判断はあくまで医師による診療完了=治療が終了する旨の確認をするようにしてください。

本人には悪意が無く診療完了と思って告知をした場合でも、いざ給付金請求などで診断書より過去の告知事項との相違が見つかるケースも考えられます。

最悪「告知義務違反」となってしまう事もあり得ますので治療が終わっているのかどうかの確認は慎重に判断するようにしてください。

引受基準緩和型医療保険の加入について

急性B型肝炎にて治療履歴があり現在進行形で診療中。もしくは診療完了からの時間経過が短く通常の医療保険や生命保険への加入が難しい場合は引受基準緩和型という選択肢もあります。

持病がある方でも入れると言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。

引受基準緩和型医療保険の主な告知項目

  1. 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
  2. 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
  3. 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。

通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。

通常タイプの保険加入が難しい方であればこちらも是非ご検討ください。

引受基準緩和型医療保険比較2020|持病があっても入れるランキング
引受基準緩和型医療保険を独自の評価項目に基づくスコアリングを行い具体的におすすめできるランキングとして紹介しています。評価項目とスコアリングルールも明記していますので、引受基準緩和型医療保険をご検討している方は是非参考にしてみてください。
スポンサーリンク

慢性B型肝炎の場合

慢性B型肝炎に関しては冒頭でも触れていますが基本的に通常の保険加入は難しい可能性が高いです。

がん保険も告知内容にて5年以内での「慢性肝炎」における治療や検査の確認が含まれるケースが一般的です。

引受基準緩和型の場合

引受基準緩和型の保険の場合は先述しているように主に3つの質問に該当しなければ加入可能ですが保険会社によっては過去1年~2年以内の入院や手術に指定している病気に「慢性肝炎」が含まれる事が多いです。

その為、過去2年以内に慢性B型肝炎にて入院がなければ加入できる可能性があります。

スポンサーリンク

このページのまとめ

B型肝炎は急性と慢性で加入できる目安が異なります。

慢性に関しては基本的には引受基準緩和型タイプが選択肢となります。

急性B型肝炎の場合は治療履歴が大きな分かれ目になるかと思われますが、このように告知を必要とする保険手続きの場合はお一人で決められるのではなく、保険の相談ができるプロを含める事をおすすめします。

ここまで解説している事はあくまで一般的な目安になり、実際の判断は保険会社によって異なるケースが多々あります。

現在は複数の保険会社、保険商品を比較検討した上で保険相談を無料で行う事が可能です。

自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。

タイトルとURLをコピーしました