双極性障害と診断された方でも入れる生命保険や医療保険はあります!
と言われても、
という方もいるかと思います。
インターネット上のQ&Aサイトなどでも「双極性障害の診断後に加入できる保険はあるか?」と言う質問に対して「がん保険だけは加入できる」「生命保険は加入不可」という回答が見受けられます。
加入有無の情報が錯綜している感があります。
そこでこのページでは日々、各保険会社の商品から告知内容までをチェックしてる当サイトが保険のプロの立場で双極性障害の方でも加入可能性がある保険商品を紹介していきます。
持病があっても入れる保険「引受基準緩和型保険」は保険会社毎に告知書の質問内容が微妙に異なる為、「A社」では加入出来なくても「B社」では加入できる可能性があります。
双極性障害の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
双極性障害の方の保険加入の主なポイント
まず初めに双極性障害の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
引き続き双極性障害の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
双極性障害の方のがん保険加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
その為、双極性障害と診断されていても単体のがん保険(=医療保障や死亡保障が含まれない)であれば加入が可能となります。
がん保険も各社より沢山の商品が出ていますのでおすすめポイントを比較してランキング形式で紹介していますので是非参考にしてみてください。
医療保険や生命保険(死亡保険)の加入について
健康な人が加入する通常の医療保険や死亡保険の加入についてですがこれら2つの保険は告知書の質問内容で主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
告知内容の詳細は以下をご確認ください。
双極性障害の場合、基本的に過去5年以内にて何かしらの治療行為(服薬治療等)があれば告知書に「双極性障害」を申告する事になります。
審査基準は各保険会社によっても異なりますが、基本的には双極性障害は健康な方も加入する通常タイプの医療保険や死亡保険は加入不可として契約が見送られる事が一般的です。
無告知による告知義務違反について
医療保険や死亡保険への加入が難しいからと言って双極性障害を申告しない(無申告)で加入手続きをすれば加入する事自体は可能です。
なぜなら、保険会社は加入時点では被保険者の健康状態をチェックしないからです。
ただし、加入はできたとしてもいざ入院などをして給付金の請求をする際には医師の診断書が必要になります。
診断書には「既往症」を記載する欄がある為、給付金の請求理由が「双極性障害」と関連がある場合には加入時の告知事項との相違(無告知)が見つかります。
健康状態を正確に告知していない行為は「告知義務違反」の為、給付金も支払われず、契約も解除されてしまいます。
告知義務違反に関しては以下のページでも解説していますので是非参考にしてみてください。
持病があっても入れる保険(引受基準緩和型保険)の加入について
通常の医療保険や生命保険(死亡保険)と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
※保険会社によって質問の内容が微妙に異なります。
上記の質問であれば双極性障害の方でも引受基準緩和型保険に加入できる可能性が高いです。
一方、別の保険会社では過去2年以内または5年以内の治療状況に「双極性障害を含む精神疾患」が含まれる場合もある為、引受基準緩和型保険でも加入出来ないという事が起こります。
保険会社による告知内容の主な違い
過去2年、5年共に特定の病気限定の告知タイプ | 過去5年のみ特定の病気限定の告知タイプ | |
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直近(主に3カ月) | 過去3か月以内に医師から入院・手術・検査をすすめられた。 または入院・手術をした。 |
今後3カ月以内に医師より入院または手術をすすめられた。 |
2年以内 | 18種の疾病入院をしたことがあるか | 入院または手術を受けた事があるかどうか |
5年以内 | 特定の病気で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか | ・がん(上皮内新生物は対象外) ・肝硬変 で検査、治療、投薬、入院または手術を受けた |
後述する引受基準緩和型の医療保険や死亡保険では双極性障害でも加入できる保険会社を紹介していますので是非参考にしてみてください。
引受基準緩和型医療保険
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
双極性障害の方でも通常の医療保険同様にオプション選択などを含め各社を比較検討しながらご自身の要望に合わせた医療保険選びも可能です。
引受基準緩和型の医療保険を比較してランキング形式で紹介しています。
引受基準緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険にはオプションとして終身保険特約を付加する事が出来る商品が多数ありますが、医療保険ではなく死亡保険のみを希望という場合は定期タイプ、終身タイプ共に単体の緩和型死亡保険を選ぶ事も可能です。
無選択型終身保険
状況によっては引受基準緩和型保険でも加入が見送られるケースもあります。
そんな時どうしても保険に加入する必要があるという方向けに「無選択型終身保険」があります。
契約可能年齢(40歳~80歳)であれば病院の入院中であっても加入可能です。
以下のページで無選択型終身保険の特徴からおすすめ商品をランキング形式にて紹介しています。
このページのまとめ
双極性障害と診断された方でもがん保険や引受基準緩和型の医療保険、死亡保険は加入できる可能性が高いです。
比較ランキングでも紹介しているように、選択肢も沢山あります。
例えば現在加入中の保険会社では見直しや新規加入を断られ他としても別の保険会社では問題無く乗り換えや新規加入が可能になるケースも多々あります。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。