肝硬変の方が加入できる保険商品は引受基準緩和型保険となりますが限られた3つ程度の質問の中でも「肝硬変」の治療があれば加入が見送られるケースもあります。
肝硬変の方の中には
- 持病があっても入れる保険も断られた
- 掛け金が高そうなのであきらめている
という方もいるかと思います。
そこでこのページでは日々、各保険会社の商品から告知内容までをチェックしてる当サイトが保険のプロの立場で肝硬変の方でも加入可能性がある保険商品を紹介していきます。
仮に一つの保険会社の引受基準緩和型保険で加入不可となっても別の保険会社では普通に加入できる可能性がありますのでそのあたりの詳細を解説していきます。
肝硬変の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
肝硬変の方の保険加入の主なポイント
まず初めに肝硬変の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
引き続き肝硬変の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
医療保険や死亡保険の加入について
まず初めに通常タイプの医療保険や死亡保険の加入についてですがこれら2つの保険は告知書の質問内容で主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
肝硬変の方で過去5年以内に何かしらの治療行為があれば告知書に「肝硬変」を申告する事になります。
審査基準は各社同じではありませんが、基本的に肝硬変で健康な方も加入する医療保険や死亡保険は加入不可として契約が見送られる事が一般的です。
無告知による告知義務違反について
医療保険や死亡保険への加入が難しいからと言って肝硬変を申告しない(無申告)で加入手続きをすれば加入する事自体はできます。
なぜなら、保険会社は加入時点では被保険者の健康状態を過去に遡ってチェックしないからです。
ただし、契約はできたとしてもいざ入院などをして給付金の請求をする際には必ず医師の診断書が必要になります。
診断書には「既往症」を記載する欄がある為、このタイミングで加入時の告知事項との相違が見つかります。
健康状態を正確に告知していない行為は「告知義務違反」の為、給付金も支払われず、契約も解除されてしまいます。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
ただし肝硬変に関しては過去5年以内で「肝機能障害(入院や治療を伴うもの)」による医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがあるという部分に該当し告知該当する為加入が見送りとなります。
参考までにがん保険の告知内容に関しては以下で解説してます。
引受基準緩和型保険の加入について
通常の医療保険や死亡保険等と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
上記の質問の内、ほとんどの保険会社では
過去5年以内の医師の診察・検査・治療・投薬に「肝硬変」が含まれます。
ただし一部の保険会社では過去3カ月以内の「肝硬変」の治療のみを確認するケースもありますので肝硬変の方でも状況によっては加入可能性が広がります。
引受基準緩和型医療保険
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
肝硬変の方でも通常の医療保険同様にオプション選択などを含め各社を比較検討しながらご自身の要望に合わせた医療保険選びも可能です。
以下では各社の引受基準緩和型医療保険を独自の評価基準を元にランキングで紹介していますので是非参考にしてみてください。
緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険にはオプションとして終身保険特約を付加する事が出来る商品が多数ありますが、医療保険ではなく死亡保険のみを希望という場合は定期タイプ、終身タイプ共に単体の緩和型死亡保険を選ぶ事も可能です。
死亡保険も数はそこまで多くはありませんが、以下のページでランキングをまとめています。
無選択型終身保険
肝硬変の方の場合、状況によっては引受基準緩和型保険でも加入が見送られるケースもあります。
そんな時どうしても保険に加入する必要があるという方向けに「無選択型終身保険」があります。
契約可能年齢(40歳~80歳)であれば病院の入院中であっても加入可能です。
以下のページで無選択型終身保険の特徴からおすすめ商品をランキング形式にて紹介しています。
このページのまとめ
肝硬変の方が通常の保険(医療保険、死亡保険、がん保険)への加入は難しく、選択肢としては引受基準緩和型保険になります。
ただし、引受基準緩和型保険でも告知書の質問内容と治療状況次第では加入が見送られるケースが一般的です。
一社のみの保険会社で相談をすると
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できれば複数の保険会社をまとめて比較検討できる保険ショップや乗合代理店のファイナンシャルプランナーに直接相談するのが時間的にも手続き的にもおすすめです。
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