このページでは就業不能保険のおすすめを独自の評価基準に基づきランキング形式にて紹介していきます!
就業不能保険自体はまだそこまで各保険会社の取り扱いも無い為、そこまで選択肢は多くありません。
それでも現在販売中の就業不能保険を比較すると給付金の支払条件や年代別の掛け金に違いがあるのも事実です。
そこでこのページでは各社の就業不能保険を以下の評価項目でスコアリングをしています。
商品数はまだ少ないですが、各社それぞれ違いがあり、明確におすすめできる根拠もありますので就業不能保険を検討している方であれば是非ご確認ください。
就業不能保険の支払条件による分類
現在販売中である働けない時をサポートする就業不能保険は給付金の支払条件となる「対象の病気やケガ」に応じて2つのパターンに分類する事が出来ます。
- 全ての病気やケガを対象とする就業不能保険
- 特定の病気を限定とする就業不能保険
そこで特定の病気やケガを指定しないタイプと病気が限定されるタイプを分けて紹介していきます。
就業不能保険ランキング
まず特定の病気やケガを指定しないタイプの就業不能保険のおすすめランキングは以下になります。
商品名をクリックすると各就業不能保険のページにリンクします。
ランク | 商品 | スコア |
1位 | SBI生命「働く人のたより」ハーフタイプ | 18.5点 |
2位 | アクサダイレクト生命「働けないときの安心(ハーフタイプ)」 | 17.5点 |
3位 | アクサダイレクト生命「働けないときの安心」 | 15.5点 |
4位 | ライフネット生命「働く人への保険2(ハーフタイプ(B型))」 | 14.5点 |
5位 | ライフネット生命「働く人への保険2(標準タイプ(A型))」 | 13.5点 |
6位 | アフラック生命保険「病気やケガで働けなくなったときの給与サポート保険」 | 13.0点 |
ランク付の評価項目について
上記のランキングは先述しているように評価項目のスコアリングの合計点数が高い順にランク付をしております。
それぞれの評価項目については以下で解説していきます。
精神疾患保障
出典独立行政法人:労働政策研究・研修機構 図表28 休職制度利用状況より
就業不能保険では病気ケガで働けない状態が一定期間(大体2か月間)続いた場合に給付金が支払われますが実際に長期間働けないような状態のほとんどはグラフにもあるようにメンタルヘルス=精神疾患によるものが大半を占めます。
就業不能保険の中には精神疾患による就業不能状態を給付金の支払い対象外とする商品もある為、精神疾患による就業不能状態の対象有無を評価に含めています。
プラン選択自由度
例えば就業不能による給付金の支払い開始後、1年半の期間とそれ以降とで受け取る給付金月額を分けてプランニングする事が出来る商品があります。
サラリーマンや公務員の場合、加入中の健康保険から働けない状態が続くと1年半の期間は傷病手当金を受け取ることが出来るのでこのような仕組みが取り入れられています。
給付金の受取金額を短期と長期で分割できる方がよりプラン選択肢の自由度が高いと言えますのでこれを評価の一つにしています。
なお、より詳しい仕組みなどは以下のページでも紹介しています。
支払自由度
最近では保険料の支払いも銀行口座ではなくクレジットカード経由で支払いを希望される方も多いです。
加えて保険料は毎月よりも半年、年一回と支払回数を少なくした方が割引がされる為、クレジットカードで支払い回数の選択肢が多いものを評価項目の一つに含めています。
料金
就業不能保険のランキングでは20歳・30歳・40歳・50歳で以下の条件にて加入した場合の
各社の毎月の保険料をチェックしてます。
- 給付金月額:15万円
- 保険期間:60歳
- 支払対象外期間:60日
この中で全体平均に比べてより割安なものを評価に含めています。
特定の病気を限定とする就業不能保険
次に予め特定の病気において所定の状態に該当した場合に給付金が支払われるタイプの就業不能保険を紹介していきます。
精神疾患を対象とする就業不能保険
精神疾患(ストレス性疾病)による就業不能状態をサポートする就業不能保険にチューリッヒ生命の「くらすプラス」があります。
就業不能保険と言っても主契約は同社の医療保険になる為、「くらすプラス」は特約として追加する保障になります。
「くらすプラス」対象のストレス性疾病
上記10種類のストレス性疾病による就業不能をサポートしています。
ただ注意点としていずれの疾病にて60日以上の入院を給付金の支払条件としています。
なおランキングにて最もおすすめのアクサダイレクト生命の「働けないときの安心」でも精神疾患による就業不能状態を給付金の支払い対象としています。
三大疾病のみを対象とする就業不能保険
最近の医療保険の傾向では三大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)の保障を強化する特約を選択できるものが多数存在しています。
そこで就業不能保険においても三大疾病の所定の状態に該当した場合は以後一定期間(5年or60歳等)に渡り特定疾病年金を受け取ることを可能とするのがT&Dフィナンシャル生命の「働くあなたにやさしい保険」になります。
三大疾病の所定の状態以後、就業不能ではなく単純に生存していれば給付金を受け取ることが可能なので、三大疾病特約と収入保障保険が組み合わさったような保険になります。
https://iryouhokenselect.com/hatarakuanata
もう一度就業不能保険ランキングを確認する
このページのまとめ
以上が現在発売されている就業不能保険のまとめになります。
おおよその病気やケガによる就業不能状態をサポートするベーシックなタイプか特定の病気に特化したタイプを選ぶかは自由に選択する事が可能です。
確かに精神疾患以外で働けないような状況になる病気となると日本人に多いとされる三大疾病に特化した就業不能保険という選択も検討の一つかと考えます。
医療保険やがん保険ほど種類が多くない就業不能保険ではありますが、同じような保障内容でも毎月の保険料は各社によって大分違う事が分かっています。
実際に就業不能保険を検討されるのであれば複数の保険商品を比較検討できるプロのファイナンシャルプランナーや保険ショップでの無料相談がおすすめです。
厳選した保険相談のおすすめランキングも当サイトでは紹介していますので是非ご活用ください。