あなたは更年期障害でも加入できる医療保険や生命保険を探してはいませんでしょうか?
もしくは過去に更年期障害の期間があったものの現在では診療完了してる状況でどのように告知すればよいか迷われているかもしれません。
一般的に「更年期障害」での新規の医療保険や生命保険の加入は難しいと言われてはいるものの、治療の履歴等々にて加入できる可能性も当然ありますので是非ご参考にしていただければと思います。
このページでは更年期障害の方の保険加入について紹介していきます。
更年期障害における入院治療の確認
医療保険であれ、生命保険であれ加入時には保険会社が用意する告知書に現在から過去5年程度の健康状態を記入します。
生命保険などで保険金額が数千万円という保障内容であれば合わせて健康診断書の提出を求められる場合もありますが医療保険などだけの加入であれば告知のみとなります。
更年期障害の場合はこの告知にて症状の程度がポイントであり、その判断基準が入院治療の有無になります。
審査基準は保険会社によって様々ではありますがおおよそどの保険会社でも近しい基準になるかと思います。
入院履歴がある場合
まず更年期障害において入院治療の履歴がある場合はほぼ引き受け不可として加入できない可能性が高いです。
これは医療保険にせよ生命保険にせよ健康な人が集まる事で成立する仕組みの中で入院するほどの重症度として判断される為です。
入院履歴がない場合
次に入院履歴がない場合は既に治療が完了しているのか現在も治療中なのかで状況が分かれます。
治療完了した場合
更年期障害において入院治療の履歴がなく、現在は治療も完了してる場合はその他の告知該当がない事が前提ですが通常通り加入できる可能性があります。
ただし注意しないといけないのは「治療完了」の判断はあくまで医師によるものである必要があります。
よくあるのが治療の途中で症状がよくなったので自己判断で治療を辞めてしまうというケースです。
この場合は医療保険の加入後に何かしらの病気で入院などをした際、その病気が過去の「更年期障害」との関連性が見つかれば告知義務違反として契約が解除されてしまう可能性もあります。
告知義務違反は本人が意図的ではない場合も含めて解決するのが難しいです。
告知義務違反についてはこちらでも紹介していますので良ければご確認ください。
治療中の場合
また入院までは行かないまでも現在進行形で治療を行っている場合。このケースは症状の程度によってそれぞれの保険会社での判断になります。
例えば服用してる薬などを正確に伝えるには以下の項目をよりわかりやすく伝えます。
- お薬手帳などに記載されている正式な薬剤名を記入
- 服用の開始時期と1回あたりの量など
ただし、それでも更年期障害の場合は入院歴を含め治療中でも加入できない可能性も高いです。
そこで代替案として加入時の告知項目が限定されている「引受基準緩和型医療保険」があります。
引受基準緩和型医療保険の場合
所謂、持病があっても入れるというのが引受基準緩和型医療保険ですが、なぜ加入できる(=加入しやすい)かと言うとその告知が主に以下の3つに限定されているからです。
主な告知項目
直近(主に3カ月) | 過去3カ月以内に医師より入院または手術をすすめられた。 |
2年以内 | 入院または手術の実施有無 |
5年以内 | 特定の病気限定の治療有無の確認 |
「2年以内の入院」などは保険会社によって扱いが異なり、特定の病名を限定してる場合と限定していない場合があります。
つまり更年期障害の方でも加入できる方がほとんどになるかと思われます。
一般的に以前の引受基準緩和型医療保険は通常の医療保険に比べて保険料が高かったり、プランの選択肢が限られると言ったデメリットがありました。
ただし現在は国内にある多数の保険会社より引受基準緩和型医療保険が販売される事で保険料も通常の医療保険と比べて特段割高なわけでもなく、保障プランの選択もかなり自由にできるケースが増えています。
当サイトでは引受基準緩和型医療保険のおすすめをランキング形式にて紹介していますので通常の医療保険が難しい場合は是非ご参考ください。
がん保険の場合
また医療保障として同時に検討される保険の一つにがん保険があります。医療保険とは異なり、がんのみを対象とするものではあるものの、なってしまったら長期の治療を必要とする可能性があるがんを個別で強化しようという考えです。
このがん保険の告知内容はがんに特化した内容のみとなります。その為、更年期障害の場合でも加入できる可能性が高いかと思われます。
がん保険に関してもおすすめをランキング形式にて紹介していますので是非ご確認ください。