アルコール依存症の方が加入できる保険種類は少ないですが一定の条件がクリアできれば加入できる商品もあります!
ただし、
- ほとんどの保険は加入不可
- 無申告で加入したら告知義務違反
というケースが一般的です。
そこでこのページでは各保険会社の商品から告知内容をチェックしてる当サイトがアルコール依存症の方でも加入可能性がある保険商品を紹介していきます。
「引受基準緩和型保険」も保険会社毎に質問される内容が微妙に異なる為、「A保険会社」では加入出来なくても「B保険会社」では普通に加入できる可能性があり得ます。
アルコール依存症の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
アルコール依存症の方の保険加入の主なポイント
まず初めにアルコール依存症の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
注意点として比較的加入しやすい単体のがん保険もアルコール依存症の場合は加入が出来ない可能性があります。
引き続きアルコール依存症の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
ただし告知書の質問には肝臓関連部位の疾患による過去5年以内での医師の治療行為が含まれているケースが多いです。
その為、アルコール依存症の延長で上記のように過去5年以内で何かしらの治療行為がある場合は告知該当として加入が見送りとなります。
参考までにがん保険の告知内容に関しては以下で解説してます。
通常の医療保険や死亡保険の加入について
まず初めに通常タイプの医療保険や死亡保険の加入についてですがこれら2つの保険は告知書の質問内容で主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
アルコール依存症で過去5年以内にて何かしらの治療行為があれば告知書に「アルコール依存症」を申告する事になります。
審査基準は各保険会社によっても異なりますが、基本的にはアルコール依存症の方であれば健康な方も加入する医療保険や死亡保険は加入不可として契約が見送られる事が一般的です。
無告知による告知義務違反について
医療保険や死亡保険への加入が難しいからと言ってアルコール依存症を申告しない(無申告)で加入手続きをしても加入自体は可能です。
なぜなら、保険会社は加入時点では被保険者の健康状態を過去に遡ってチェックしないからです。
ただし、契約はできたとしてもいざ入院などをして給付金の請求をする際には必ず医師の診断書が必要になります。
診断書には「既往症」を記載する欄がある為、このタイミングで加入時の告知事項との相違が見つかります。
健康状態を正確に告知していない行為は「告知義務違反」の為、給付金も支払われず、契約も解除されてしまいます。
女性保険の加入について
女性保険は医療保険に特約として女性疾病特約(=オプション)を付加したタイプを指すことが一般的です。
その為、アルコール依存症では主契約である医療保険部が加入不可の可能性が高いので女性保険(=女性疾病特約)も加入不可となります。
介護保険の加入について
介護保険は医療保険や死亡保障と類似した告知書への健康状態の記載が一般的で医療保険などに比べると比較的加入しやすい傾向にあります。
ただしアルコール依存症では民間の介護保険も加入はできない可能性が高いです。
引受基準緩和型保険の加入について
通常の医療保険や死亡保険等と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
上記3つ目の質問である
では「がん」以外に肝臓の疾患やピンポイントで「アルコール依存症」が含まれる場合がある為、過去5年以内に該当する治療行為がある場合は引受基準緩和型保険でも加入不可となります。
ただし全ての引受基準緩和型保険に肝疾患の質問が含まれるわけではないので2年以上前にアルコール依存症の治療が終了している(診療完了)の場合は引受基準緩和型保険にて問題なく加入できる場合もあります。
引受基準緩和型医療保険
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
先述しているように告知書の質問内容を確認していただきつつ、ご自身の要望に合わせた引受基準緩和型保険をご検討ください。
緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険にはオプションとして終身保険特約を付加する事が出来る商品が多数ありますが、医療保険ではなく死亡保険のみを希望という場合は定期タイプ、終身タイプ共に単体の緩和型死亡保険を選ぶ事も可能です。
無選択型終身保険
状況によっては引受基準緩和型保険でも加入が見送られるケースもあります。
そんな時どうしても保険に加入する必要があるという方向けに「無選択型終身保険」があります。
契約可能年齢(40歳~80歳)であれば病院の入院中であっても加入可能です。
以下のページで無選択型終身保険の特徴からおすすめ商品をランキング形式にて紹介しています。
このページのまとめ
アルコール依存症方が通常の医療保険や死亡保険、がん保険への加入は難しいですが引受基準緩和型保険であれば告知該当がなければ加入の可能性が十分にあります。
例えば申し込み手続きをした保険会社では
をされる場合でも別の保険会社では新規加入が可能になるケースもあり得ます。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。