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甲状腺腫瘍がある方の保険加入と告知ポイント(加入できる保険種類)について

甲状腺腫瘍の保険加入
「か行」で始まる病気保険加入と引受目安

あなたは現在、甲状腺に腫瘍がある状態で保険の加入や見直しが問題無くできるのか不安に思われてはいませんでしょうか?

もしくは以前、病院で医師より甲状腺に腫瘍がある事を指摘されるも特に治療の指示はなく、定期的な検査を依頼されているかもしれません。

このような甲状腺腫瘍に関して特に治療を行っていない状況でも保険の加入時に告知が必要なのか迷われてはいませんでしょうか?

基本的には加入時の告知書にはその時の健康状態をありのままに記入しますが、インターネットの質問サイトなどを調べると甲状腺の持病があると医療保険やがん保険の加入が難しいと言われているケースもあります。

そこでこのページでは甲状腺腫瘍がある方でも加入できる保険種類や治療状況による加入目安等を解説しています。

甲状腺腫瘍が気になる方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。

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甲状腺腫瘍の保険加入の主なポイント

甲状腺腫瘍の保険加入

まず初めに甲状腺腫瘍がある方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。

  • 診療完了してる場合は基本的に加入可能性大
  • 診療中の場合は状況により判断が分かれる
  • 長期入院などの治療履歴があると加入不可

甲状腺腫瘍に関してはおおよその分類として、現在診療中か診療完了かで加入の可否が分かれます。

なおバセドウ病の診断をされている方はこちらでも解説していますので気になる場合は併せてご確認ください。

バセドウ病で保険に加入する際の注意点や正しい告知「診療状況」別の加入目安
バセドウ病の方が保険加入する場合は治療状況に応じて審査基準が異なります。服薬治療など診療中の場合は医療保険や生命保険が加入不可となる可能性が高いです。女性保険に関してはバセドウ病というだけで加入不可の場合もあります。いずれも状況や程度により一概には断定できませんがバセドウ病の方は是非参考にしてみてください。

引き続き甲状腺腫瘍の方の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。

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診療中の場合

医師より何らか甲状腺腫瘍の指摘がされている状況などを指し、多くの方がこの状況に該当するかと思われます。

甲状腺腫瘍の診療中とは

  • 入院や通院などの治療中
  • 治療はなく定期的な経過観察中
  • 年一回の再検査指示
  • 服薬治療中

診療完了の指示が出ていない限りは、年一回の再検査でも広義の意味では診察中として判断したほうが良いかと思います。

保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。

主な告知の内容

  1. 過去3か月以内に、医師から・検査・治療・投薬をすすめられた?
  2. 過去5年以内に特定の病気やけがで診察・検査・治療・投薬を受けた?
  3. 過去5年以内に手術を受けたことがある?
  4. 過去2年以内に健康診断・人間ドッグで異常の指摘をされた?
  5. 現在妊娠している?
保険加入時に告知する内容とは(どこまで必要?)
医療保険に加入する際の告知について、正確に審査してもらうためのポイントなどを紹介hしています。

甲状腺腫瘍の診断や検査が過去5年以内に該当する場合は告知該当するという認識で間違いありません。

ただし診療中の場合でも治療状況等によって手続きする保険種類毎に判断が分かれます。

がん保険の場合

保険会社にもよりますが、がん保険の場合は広い意味で「腫瘍」等の異常と判断されるケースが考えられるため、具体的な治療がされていない状況でも甲状腺腫瘍の診療中の場合は加入が見送られる可能性が高いです。

がん保険の告知内容に関してはこちらにて解説していますので気になる方はご確認ください。

がん保険に加入する時の告知内容について【医療保険や生命保険との違い】
がん保険の告知内容について医療保険や生命保険との違いや注意点について紹介しているページです。

医療保険の場合

診療の回数や入院、手術の治療履歴等によって判断が分かれる為、一概に基準を明記する事が出来ないケースが多いです。

ただし入院が長期化している場合は加入不可となる可能性が高いです。

生命保険の場合

生命保険も医療保険同様に現在診療中の場合は、治療の程度等によって判断が分かれます。
ただし、これまで具体的な治療行為等が無く診断後から1年程度経過してる場合は加入できる可能性も考えらます。

現在、もしくは過去に入院の治療履歴がある場合はあくまで一般論ではありますが加入が難しい可能性があります。

引受基準緩和型保険の場合

現在甲状腺腫瘍の診療中で通常の医療保険や生命保険の加入が難しい場合でも、引受基準緩和型の保険であれば加入の可能性があり得ます。

持病がある方でも入れると言われるように「引受基準緩和型医療保険」は別名では限定告知型とも言われ、主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。

引受基準緩和型医療保険の主な告知項目

  1. 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
  2. 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
  3. 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。

通常タイプの医療保険に比べると保険料が割高ではある事は事実なのですが、各保険会社より多数の引受基準緩和型保険が発売されており通常タイプ同様に選択肢が豊富です。

その為、保険料も通常タイプに比べて実際には大差がないレベルになりつつあります。

通常の医療保険が難しい方であればこちらも是非ご検討ください。

引受基準緩和型医療保険比較2020|持病があっても入れるランキング
引受基準緩和型医療保険を独自の評価項目に基づくスコアリングを行い具体的におすすめできるランキングとして紹介しています。評価項目とスコアリングルールも明記していますので、引受基準緩和型医療保険をご検討している方は是非参考にしてみてください。
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診療完了している場合

先述しているように甲状腺腫瘍の診療中の場合は保険種類によっても加入の可否が分かれますが、既に診療が完了しているのであれば特に保険種類は問わず加入できる可能性が高いです。

診療完了の定義について

ただし、注意しないといけないのが診療完了の判断は医師がするという部分です。

例えば、甲状腺腫瘍の指摘がされているものの、具体的な治療には至らず、1年後の再検査が指示されているような方がよく居ます。

具体的な治療行為をしていない為、自己判断にて「診療完了」と判断した場合を保険会社側で「診療完了」とはなりません。

ご本人にて判断に迷う場合には医師に確認するのが確実です。

本人には悪意が無く診療完了と思って保険加入した場合でも、将来入院などがあり給付金請求などの際、医師が記載する診断書より過去の告知事項との相違が見つかるケースも考えられます。

通常診断書には既往症の記載欄があります。

最悪「告知義務違反」となってしまう事もあり得ますので診療中or完了の確認は慎重に判断するようにしてください。

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このページのまとめ

甲状腺の腫瘍が指摘されている方はほとんどのケースが現在診療中かと思われます。

がん保険に関しては告知該当の有無のみで加入可否が分かれますが、医療保険や生命保険は治療状況等で判断が分かれる為、可能な限り正確な情報を保険会社に伝えるようにしてください。

甲状腺腫瘍を診療中の方の告知ポイント例

  • 診療開始時期
  • 具体的な治療内容(入院や通院回数)
  • 手術名、実施時期等
  • 服用している薬剤名

告知の記入方法等に不明点などがある場合などはお一人で判断せずに保険ショップやファイナンシャルプランナーによる無料相談サービスを活用するのもおすすめです。

現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能ですので是非積極的にご活用ください。

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