あなたはコレステロールの数値が高い事で保険の加入や見直しを躊躇してはいませんでしょうか?
現在は回復して何もしていない場合でも、以前に服薬などの治療履歴が有る場合はどうなのかと気にされているかもしれません。
基本的には加入時の告知書にありのままを記入しますがおおよそ一般的な数値目安なども存在します。
このページではコレステロールが高い方でも加入できる保険の種類や治療状況、数値目安等を解説しています。
コレステロールの数値が気になる方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
医療保険や生命保険の加入について
まず初めに医療保険や生命保険(=死亡保険)の加入についてですがこれら2つの保険は対象となる保障範囲は異なるものの、告知内容は重複する部分が多く保険会社の引き受け基準も同等になる事があります。
その中でポイントになるのが入院治療の有無であることが多いです。
入院治療がある場合
現在進行形、もしくは過去に入院の治療履歴がある場合はあくまで一般論ではありますが加入が難しい可能性があります。
保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
入院治療の履歴があったとしても5年以上前など告知書の質問に該当しないのであれば申告する必要はありません。
入院履歴がない場合
入院治療は行っていない場合であれば、その他服薬や通院の経験が告知事項に該当する場合にはその内容を正確に記載します。
- 治療開始時期
- 直近のコレステロール値(LDL、HDL、総コレステロール等)
- 現在服用している薬剤名
審査が通る数値目安や健康診断のチェックポイント
特にポイントになるのは直近の血中脂質の値になります。
具体的な数値は各保険会社によっても異なる為、明確な正解はありませんがここではあくまで一般的な基準としての数値目安は以下になります。
HDL(mg/dl) | 35以上 |
LDL(mg/dl) | 210未満 |
総コレステロール(mg/dl) | 280未満 |
なお、過去の健康診断にて上記のコレステロール値において異常の指摘があり、再検査や治療の指示がありながらそのままにしてしまっている場合は速やかに治療や再検査を実施するようにしてください。
再検査等の指示をそのままにした状態では保険会社側は正確な健康状態の判断が出来ない為、結果として「不承諾」となるケースがあります。
引受基準緩和型医療保険の加入について
通常の医療保険や生命保険等と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型医療保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師の検査または診察で、入院または手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院または手術を受けたこと。
- 過去5年以内に、ガン(悪性新生物および上皮内新生物)または肝硬変で、入院または手術を受けた。
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
通常の医療保険が難しい方であればこちらも是非ご検討ください。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
医療保障をカバーしたいという方のニーズも具体的に気になる病気は「がん」というケースも良くある事です。
この場合はむしろ、がん治療のみに特化した単体の「がん保険」がご自身の希望に合っている場合もありますのでその他の保険とのバランスも考えながら是非ご検討ください。
このページのまとめ
コレステロール値が高い事で保険の新規加入や見直しを躊躇ってしまっている場合でも状況に応じて様々な対策が考えられます。
例えば現在加入中の保険会社の担当者からは
「現在の保険を継続するしかない」
と言われている方などでも別の保険会社では問題無く乗り換えが可能になるケースも多々あります。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。