がん保険の必要性をデータによる解説や世代別で紹介
2017.04.24
そこでこのページではがん保険の必要性について、客観的なデータを参考にしつつその他の保険との兼ね合いや世代ごとのがん保険の選び方などにつても解説していきます。
日本人の2人に1人ががんになるといわれる事からもがん保険が医療保険とは別に単体で販売されているにはそれなりの理由があります。
そこで
ポイント
- いつから加入するのがよいのか?
- 女性に必要ながん保険とは?
- 必要最低限のがん保険は?
というな疑問点も含めて解説していきます。
がんは33年連続死因のトップ
まず「がん保険」があなたに必要かどうかを判断するデータの一つに日本人のお亡くなりになる原因である「死因」に関するデータがあります。
これで見るとがんは全体の30%近くを占め、その他を抜いて最も多い死亡原因となります。グラフは直近の統計になりますがこの死因においてがんは1981年(昭和56年)以降、30年以上にわたり連続で1位となります。
がん新規患者は年々増加している
参考国立がん研究センター:がん罹患数(全国推計値)
グラフからもがん患者数は年々増加傾向にある事がわかります。
がん保険の必要性
つまり可能性としては、日本人の多くはがんになる可能性がある為、その準備としてがん保険を検討するというのはデータ上間違ってはいません。
年代別のがんにかかる割合について
出典国立がん研究センター2012年:がん罹患率~年齢による変化
とは言え
「がんになるのは高齢になってからでは?」
と考える方も多く実際、グラフでは年齢が上がるにつれがんになる割合が上がる事が確認できます。
ただしそうはいっても小児がんや若年層でのがんが無いわけではありませんので、例えばお子さんにもがん保険を加入しておきたいと考える方は積極的に加入を検討しても良いかと考えます。
子供のがん保険の必要性を関連制度から徹底解説(小児がんの治療費や割合)
子供のがん保険の必要性を考えるに辺り、幼少期でのがんへの罹患率から実際に医療費を軽減する関連制度を踏まえて紹介しています。結論から行くと子供だから不要という事は勿論なく、心配であれば適切ながん保険選びが可能です。
また20代、30代の若いうちであれ高齢であれがんになった場合の治療費が掛かる事には違いありません。
がん保険は若いうちに入る必要性あり?データから見る可能性や治療期間について
がん保険は若いうちから加入したほうがよいのか?もしくは年齢が上がってからでよいか?客観的なデータを参考にその必要性を含めて解説しているページです。
女性に必要ながん保険とは
女性が保険を検討する場合に心配される病気は
と言われる事が多いですが、女性特有の病気を更に掘り下げると乳がんや子宮がん等、がんを指している事が多いです。
つまり、女性の多くが心配されているのはがんでありそれに合わせたがん保険を選ぶ事がおすすめと言えます。
出典国立がん研究センターがん対策情報センター「がん診療連携拠点病院院内がん登録 2008年全国集計報告書」
がん保険はがん(悪性新生物)と上皮内新生物とで保障内容に差があるケースが多いです。
上記のグラフからわかるように子宮がんに上皮内新生物の発生率が高い事からも女性におすすめのがん保険は上皮内新生物も手厚いタイプと言えます。
女性に必要ながん保険のポイントと正しい選び方
女性に必要ながん保険は上皮内新生物も悪性新生物と同額で保障できるがん保険と言えます。上皮内新生物の割合が女性がんに多い事からもおすすめの選び方と言えます。
がん保険にかかる治療費について
がん保険の役割は仮にがんになった場合でも治療にかかるお金を気にする事無く治療に専念できるものであるともいう事が出来ます。
その意味で考えると最低限どの程度のがん保険を選べばよいのかという疑問に対する答えは実際にがんを経験された方の自己負担した金額が参考になります。
アンケートでは50万円~100万円の回答が最も多い事からがんに罹患した場合でもおおよそ100万円前後をカバーできれば最低限の保障内容と言えるかと考えます。
がん保険を最低限必要な保障範囲で加入したい場合の選び方について
がん保険の加入を検討するに辺り、既に加入中の生命保険や医療保険との兼ね合いも含めて必要最低限の範囲の保障内容を知りたいという場合に具体的ながん保険の保障内容と医療保険との組み合わせ方法などを紹介しています。