ぶどう膜炎の診断をされた方は通常の生命保険(学資保険や医療保険含む)の加入は難しいです。
ただし引受基準緩和型保険であれば複数の商品から比較検討する事も可能です!
と言われても、
- 現在は積極的な治療はしていない
- 完治と言われている
という方もいるかと思います。
そこでこのページでは日々、各保険会社の商品から告知内容までをチェックしてる当サイトが保険のプロの立場でぶどう膜炎の方でも加入可能性がある保険商品を紹介していきます。
例えばぶどう膜炎の診断後、既に治療が終了しており現在は半年or1年に1回の経過観察のみというケースもあるかと思います。
一般的な生命保険の告知書の質問内容では
という形で継続的に検査等を行っている場合の詳細を求められるケースは多々あります。
経過観察の時点で告知該当となり、詳細として「ぶどう膜炎」を申告する必要があります。
生命保険では死亡保険金に加え高度障害保険金が組み込まれており「両眼失明」が高度障害保険金の支払事由に該当。
また保険料払込免除の条件となる身体障害状態でも「片眼失明」が含まれる事からも眼に関する病気は通常タイプの保険では厳しい審査基準になる事が多いです。
ぶどう膜炎の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
告知書の主な質問内容について
医療保険や生命保険の加入時の告知書の質問内容は保険会社によって多少の違いはあれど基本的には類似しています。
現在では保険法37条により、質問応答義務方式が採用されている事から、加入者は質問によって求められた告知事項のみ回答すればよいという形になります。
質問されている期間【3カ月、2年、5年】の範囲での治療や診察があった「正しい病名」「病気の期間」「手術名や薬剤名」等を正しく伝えるようにしましょう。
告知書の各質問内容の詳細については以下のページでも解説しています。
告知時の注意点(診療完了の定義)について
告知書にて求めれる健康状態の分類に「診療完了」があります。
言葉の通り、すでにその病気やケガの治療が終了している状態を指しますが「診療完了」を判断するのは医師のみです。
無意識的に自己判断で診療完了と思い告知しなかった場合でも、いざ給付金請求などで診断書より過去の告知事項との相違が見つかるケースも考えられます。
また先述しておりますが、担当の医師よりぶどう膜炎の完治と診断された後でも定期的な経過観察等の指示があり、診察が継続している場合は診療完了とはならない事に注意してください。
最悪「告知義務違反」となってしまう事もあり得ますので治療が終わっているのかどうかの確認は慎重に判断するようにしてください。
告知義務違反に関してはこちらでも解説していますので気になる方は是非ご確認ください。
引き続きぶどう膜炎の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
ぶどう膜炎での医療保険や死亡保険の加入
告知書の質問内容にて過去5年以内の健康状態を問われる部分で「ぶどう膜炎」の診察や検査、治療行為があれば当然、告知書に「ぶどう膜炎」を申告する事になります。
目の病気は高度障害保険金の支払いや身体障害状態による払込免除への発展も考慮され、より厳しい審査基準となるケースが多いです。
その為「ぶどう膜炎」に関しても告知対象となる時点で通常の生命保険や医療保険の加入は見送りとなる事が一般的です。
ぶどう膜炎による引受基準緩和型保険の加入
通常の医療保険や死亡保険等と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
ぶどう膜炎の方は直近で入院や手術がなければ引受基準緩和型保険は加入できる可能性が高いです。
引受基準緩和型医療保険
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
ぶどう膜炎の方でも通常の医療保険同様にオプション選択などを含め各社を比較検討しながらご自身の要望に合わせた医療保険選びも可能です。
緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険にはオプションとして終身保険特約を付加する事が出来る商品が多数ありますが、医療保険ではなく死亡保険のみを希望という場合は定期タイプ、終身タイプ共に単体の緩和型死亡保険を選ぶ事も可能です。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
ぶどう膜炎の方でもがん保険単体では告知対象となる可能性は低い為、健康な方同様に加入可となる事が一般的です。
このページのまとめ
ぶどう膜炎の方が通常の医療保険や死亡保険への加入は難しいケースが高いのは事実です。
ただし、引受基準緩和型保険やがん保険は選択肢は沢山あります。
例えば現在相談している保険会社では
をされる場合でも別の保険会社では問題無く乗り換えや新規加入が可能になるケースも多々あります。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。