あなたは血糖値の数値が高い事で保険の加入や見直しを躊躇してはいませんでしょうか?
もしくは既に高血糖の診断を医師よりされている状況でも加入できる保険があるかどうか探されているかもしれません。
なかなか加入が制限される可能性が高い高血糖ですが目安となる一般的な数値なども存在します。
そこでこのページでは血糖値が高い方でも加入できる保険の種類や治療状況、数値目安等を解説しています。
高血糖の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
高血糖の保険加入の主なポイント
まず初めに高血糖の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
- がん保険は加入可能
- 通常の医療保険は加入不可
- 死亡保険は血糖値の数値で判断
- 介護保険も血糖値数値にて判断
引き続き高血糖の方の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
なお糖尿病の方に関してはこちらでも解説していますので合わせてご確認ください。

医療保険や死亡保険の加入について
一般的に医療保険や死亡保険の加入についてですがこれら2つの保険は対象となる保障範囲は異なるものの、告知内容は重複する部分が多く保険会社の引き受け基準も同等になる事が多々あります。
保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。

「高血糖」に関しては医療保険と死亡保険では明確に加入可否が分かれます。
医療保険の場合
上記の告知書にて過去5年以内で高血糖の診断をされ、何かしらの治療行為や経過観察がある場合、医療保険は加入不可となる可能性が高いです。
高血糖でも医療保険の加入を希望される方は後述する引受基準緩和型の保険をご検討ください。
死亡保険の場合
死亡保険の場合も、加入が難しい可能性はありますが、なるべく現在の治療状況等を正確に伝えます。
- 治療開始時期
- 入院治療や通院の頻度
- 現在服用している薬剤名
加入の目安となる血糖値について
更に健康診断等で正確な血糖値を確認でき、比較的軽度と保険会社側が判断すれば加入の可能性があります。
具体的な血糖値の数値目安は以下になります。
空腹時血糖値 | ~130m g/dl以下 |
HbA1c(NGSP 値) | ~6.5%以下 |
なお、健康診断にて上記の血糖値において異常の指摘があり、再検査や治療の指示がありながらそのままにしてしまっている場合は速やかに治療や再検査を実施するようにしてください。
再検査等の指示をそのままにした状態では保険会社側は正確な健康状態の判断が出来ない為、結果として「不承諾」となるケースがあります。

引受基準緩和型医療保険の加入について
通常の医療保険や死亡保険と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型医療保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
高血糖にて通常の医療保険が難しい方であればこちらも是非ご検討ください。

介護保険の加入について
介護保険は死亡保険と類似した告知書への健康状態の記載が一般的で、高血糖の方の審査基準は死亡保険とほぼ同等となります。
具体的な血糖値の数値目安は以下になります。
空腹時血糖値 | ~130m g/dl以下 |
HbA1c(NGSP 値) | ~6.5%以下 |
各種保険会社が扱う介護保険もこちらでおすすめを紹介しています。

がん保険の加入について
高血糖の場合でもがん保険に関しては特に制限なく加入可となる可能性が高いです。
それは基本的にがん保険の場合はがん関連の告知の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能という理由です。
高血糖にて医療保険への加入が難しい場合でもがん治療のみに特化した単体の「がん保険」がご自身の希望に合っている場合もありますのでその他の保険とのバランスも考えながら是非ご検討ください。

このページのまとめ
高血糖の診断にて保険の新規加入や見直しを躊躇ってしまっている場合でも状況に応じて様々な対策が考えられます。
現在契約中の保険会社の担当者からは
「現在の保険を継続するしかない」
と言われている方などでも別の保険会社では問題無く乗り換えが可能になるケースも多々あります。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。