生命保険の保険金を他の人はいくらかけているのか気になった事はありませんか?
もしくは現在加入しようとしている保険の必要額がまわりと比べて正しいのか確認したいと考えてはいませんでしょうか。
そこで、このページでは男女別の生命保険の加入金額やご自身の必要額を正しく算出方法を紹介していきます。
男女年代別の保障額の平均
生命保険の必要額は人それぞれ、その人の状況(家族の人数、収入など)によっても異なる為、正直あまり平均などは意味をなさないというのが前提にはなります。なおみんなは生命保険にいくらの掛け金を支払っているかを確認するにはこちらをご確認ください。
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
とは言え、他の人はどれくらい生命保険を掛けているのか気になる方もいるかと思います。これに対して生命保険文化センターが行った年代別のアンケート集計では男性が30代~50代までの平均が2000万円台前半。
女性は20代~50代で800万円~900万円台が中心となります。
男性60歳代の平均が1000万円台でそれまでと比べて半分程度少なくなっていますが、これは子供が独立するまでは掛け捨ての定期保険などで多めに保険をかけておき、独立後には見直しなどを行って減額しているなどの対策が考えられてます。
金額別の割合
次に年代は問わずに男女別のみで確認すると
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
男性で最も多いのは「1000~1500万円」16.7%。で次いで「3000~5000万円」14.8%となりました。
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
女性は200~1000万円が全体の約半数を占めています。例えばお子様の学資保険などは保険対象者を奥様にするようなケースもよくある為、これくらいの保険金額が必然的に多くなる可能性もあります。
必要額の算出方法
上記はあくまで全体でのアンケートによる平均なので一つの参考レベルですが、実際ご自身の生命保険の必要額を算出するには3つの項目を確認する事でおおよその必要額が算出可能です。
保険期間(保障期間)の確認
現在の加入を予定している方の年齢にもよりますが、何を保証する為にこの先どれくらいの期間まで保障されている必要があるのかを確認します。
お子様が小さく、大学を卒業する年齢までは最低でも生活に困らないレベルの生命保険を考えているのか?
もしくはご自身のお葬式代など死後の整理金の準備として生涯にわたる保障を検討しているのか?などなど。
必要なお金の確認
保険期間が定まれば、次はその保障を必要とする期間に本来かかるであろう必要なお金、具体的には生活費やお子様の学費などを考慮して必要なお金の合計金額を出します。
例)毎月の生活費が15万円で末子が2歳の場合
生活費15万円 × 12カ月 × 20年(22歳-2歳) = 3600万円
という具合の計算です。
準備されたお金の確認
必要なお金の合計=生命保険の必要額にはなりません。ここから、すでに準備されたお金を引き、その差額が最終的な生命保険の必要保障額となります。
この話をすると特に貯金などの蓄えがないと心配される方もいるのですが、ここでの準備されたお金とは個人の金融資産も含みますが、社会保障制度における「遺族年金」などが中心となります。
このページのまとめ
周りの人がいくらくらいの生命保険をかけているのかは何となく気になるところではありますよね。ただ実際にそれを知ったところで。。。となる事も多いです。大切なのはご自身にあった生命保険の必要額を正しく算出する事かと思いますので、上のステップを参考に是非、最適な生命保険選びにお役立てください。
ご自身で整理出来た必要保障額は答え合わせなどの意味合いも含めて最終的にはプロのファイナンシャルプランナーへ相談するのが良いかと考えます。無料相談サービスも是非積極的にご活用ください。