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がん経験者でも入れる「がん保険」の種類と条件

保険相談の専門性
がん保険がん保険の加入について

過去に一度でもがんになってしまうとその後加入する事が難しくなるのが「がん保険」です。

ただ実際に身をもって経験しているからこそ、可能であれば今からでも「がん保険」に加入したいというニーズが高いのも事実です。

現状、過去にがんを経験された方でも加入可能ながん保険は

  1. 診療完了から5年以上経過している
  2. 女性の乳がんで65歳まで

といういずれかの条件を満たす必要があります。
診療完了から5年と言うのは経過観察なども一切無い状態を指します。

例えば

過去にがんに罹患するも定期的な検査なども終了し全く医師にかかっていないケースがこれにあたります。

そこでこのページでは過去にがんの経験をされた方でも条件を満たすことで加入できる可能性があるがん保険を紹介していきます。

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がん経験者には加入が困難ながん保険

がん保険は通常の保険に比べると加入時の告知事項は少ない為比較的何か持病などがある方でも加入しやすい保険ではあります。

それでもがん経験者が通常のがん保険に加入出来ない理由はその告知内容にあり、どの保険会社でも

Q:今までにがん(悪性新生物)にかかったことがある?

が質問事項に含まれています。がん保険の場合は基本的に「はい」or「いいえ」で回答する事になりますが「はい」がある場合は基本的に加入できません。

がん保険に加入する時の告知内容について【医療保険や生命保険との違い】
がん保険の告知内容について医療保険や生命保険との違いや注意点について紹介しているページです。
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5年相対生存率の向上



出典国立がん研究センター:2016年「最新がん統計」がんと診断されてからの生存率

とは言え、昨今の医療技術の進歩や早期発見によりがんになった人のその後の生存率は年々向上しており、がん経験者がいったん治療が落ち着いた後で、新ためてがん保険への加入を希望する事は自然な流れです。

部位別5年相対生存率

以下男女の部位別の5年生存率です。



出典国立がん研究センター:2016年「最新がん統計」がんと診断されてからの生存率

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限定告知型がん保険について

そこで必ず誰でもというわけにはいきませんが、がん経験者の方でも一部の条件を満たすことで加入できる可能性があるのが「限定告知型」のがん保険になります。

医療保険などでは持病があっても入れる「引き受け基準緩和型医療保険」がありますが、この引き受け基準緩和型医療保険のがん保険バージョンになります。

持病があっても入れる医療保険とは(加入条件や持病とは?)
医療保険の加入で持病がある人でも加入できる「引受基準緩和型医療保険」について通常の医療保険との比較や、告知書の質問事項を説明しています。

アフラック「生きるためのがん保険 寄りそうDays」

がん保険のパイオニアであるアフラックが発売する限定告知型のがん保険で

  • 満20歳~満85歳の方
  • 「がん(悪性新生物)」の最終治療日から5年以上経過
  • 6つの質問項目がすべて「いいえ」

であれば申し込みできるがん保険になります。

保障内容

プランは大きく入院日額5000円か1万円を選択しします。入院、通院(手術・放射線・抗がん剤)日数無制限。更に手術と放射線治療が対象となります。

ここまでが主契約となり保険料更新無しの終身保障です。

特約は抗がん剤特約と先進医療特約が選択可能で、保険期間は10年毎の更新となります。この部分は通常のアフラックのがん保険とも同様です。

加入条件

以下の6つの告知に該当がなければ申込可能とのことです。

告知上は過去に経験されたがんについて5年以上まったく治療(予防の為の投薬なども含む)をしていない状態である事が条件になります。

詳細は以下のページでも解説しています。

アフラックのがん経験者向けがん保険「生きるためのがん保険寄りそうDays」の特徴を徹底解説!
アフラックの緩和型がん保険「生きるためのがん保険 寄りそうDays」の特徴やデメリットを解説しているページです。過去にがんを経験し5年以上全く治療をしていない方であれば加入できます。全く治療をしていないといっても過去の悪性新生物の経過観察の為の定期検査は除きます。ただし条件はあくまで悪性新生物であり上皮内新生物の経験者は対象外となります。

セコム損害保険株式会社「メディコムワン」

メディコムワンは女性で乳がんの経験者のみという、より限定的ではありますが負担したがん治療費の自己負担分を無制限にサポートするという内容です。

保障内容

基本的には公的医療保険制度の対象となる治療にかかる自己負担分が対象となり高額療養費制度の対象となった場合でもその分は差し引かずに給付されるという事です。

更に未承認の抗がん剤などと使った自由診療=公的医療保険適応外でもセコム損害保険株式会社の協定病院並びにがん診療連携拠点病院、またはそれに準ずる医療機関であれば保障対象となります。

参考 自由診療にも対応するセコム損保の協定病院の一覧( PDF)

加入条件

次の8つの条件をすべて満たす事でお申込みが可能となります。

メディコムワンの詳細は以下のページでも紹介しています。
https://iryouhokenselect.com/medicomone

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このページのまとめ

がん経験者を対象とした限定告知型のがん保険は数が少ないですが、可能であれば加入したいというニーズもあるかと思います。上記に紹介しているのはあくまで告知上の加入条件になり、その他健康状態などで最終的な判断がされますが、気になる方は是非ご検討ください。いずれも無料相談サービスを活用して詳細なプラン設計なども可能です。

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