「生きるためのがん保険days1(デイズワン)」の詳細や他社と比較した評価はこちらでも解説していますので良ければご確認ください。
このページではCMなどでもおなじみのアフラックのがん保険「新 生きるためのがん保険Days」の特徴について解説していきます。
アフラックのがん保険を検討している人や、すでに加入している状態で見直しなどを検討している場合なども是非ご確認ください。
「新 生きるためのがん保険Days」の特徴
知名度が高く、国内でがん保険としては最も加入者数が多いのではないかと思われるアフラックですが、がん保険自体も4年~5年の周期でリニューアルされています。
主な特徴としては
この辺りが上げられます。
こんな人におすすめ
特徴を元におすすめする人は
等々が上げられます。保障内容としては診断給付金、入院通院、三大治療、先進医療と一通りのがん治療をまんべんなく保障する事が可能です。
とにかく知名度が高い安心感のあるアフラックでスタンダードに保障されるがん保険を希望する方にはおすすめです。
「新 生きるためのがん保険Days」の評価は
合計スコア:17
当サイトにておすすめするがん保険の評価項目においては17ポイントとなります。
がん保険としての保障内容はベーシックなものですが、上皮内新生物の診断給付金が悪性新生物の10分の一であったり、払込免除がない。その上で保険料水準は平均的なので全体的なスコアはあまり上がりません。
料金 | 点3 |
払込免除 | 点3 |
上皮内新生物強化 | 点2 |
診断給付金強化 | 点4 |
通院保障強化 | 点5 |
「新 生きるためのがん保険Days」を含め、終身タイプ、定期タイプ、診断給付金メイン等種類別の「がん保険おすすめランキング」をこちらで紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
以下の記事にて更に詳細もまとめていますのでご興味がある方は続けてご確認ください。
主契約の保障内容
項目 | 保障内容等 |
診断給付金 | はじめてがん(上皮内新生物)と診断されたとき。上皮内新生物は悪性新生物給付金の1/10。悪性新生物、上皮内新生物ともに1回限り |
入院給付金 | がん、上皮内新生物の治療を目的とした入院(日数無制限) |
通院給付金 | 三大治療の為の通院or退院後365日以内の通院で日数無制限 |
手術治療給付金 | 所定の手術を受けたとき。入院給付金日額×20 |
放射線治療給付金 | 所定の放射線治療を受けたとき。入院給付金日額×20。60日間に1度を限度に回数無制限 |
抗がん剤治療給付金 | 所定の抗がん剤治療を受けたとき。入院給付金日額×10。乳がん・前立腺がんのホルモン療法のときは入院給付金日額×5。10年満期の自動更新 |
「Aプラン」と「Bプラン」の違い
オフィシャルサイトやパンフレット上で提示されているプランは大きく「Aプラン」と「Bプラン」の2種類に分かれます。
違いは初めてがん・上皮内新生物と診断された時に支払われる「診断給付金」以外の保障金額がBプランはAプランの半額になるという内容です。
「Aプラン」の自由設計
また主契約ではありながらもAプランでは実際には自由設計にてオリジナルの保障プランを作成する事が可能です。
診断給付金・入院給付金・通院給付金までは固定ですがそれ以外の手術給付金・放射線治療給付金。抗がん剤治療給付金などは要望に合わせてプランに組み入れないなどある程度の調整が可能になります。
特約の保障内容
項目 | 保障内容等 |
がん先進医療給付金 がん先進医療一時金 |
・給付金:所定の先進医療にかかわる技術料と同額を保障。通算2,000万円 ・一時金:上記給付金が支払われる療養に付随して1年に1回保障。15万円 |
特約診断給付金 | ・診断給付金の回数を拡大 ・2年に1度を限度に回数無制限 |
がん先進医療特約はあくまでがんの先進医療を対象としておりますが、同社の医療保険であるEVERにも先進医療特約はあり重複して契約する事はできません。
一般的に考えると先進医療はがん治療だけではありませんので、がんも含め包括的に先進医療を対象とする医療保険側の先進医療特約の加入を優先する事をおすすめします。
先進医療に関してはこちらでも紹介しています。
20歳・30歳・40歳・50歳・60歳の参考保険料
男性 | 女性 | |
20歳 | 2,129円 | 2,279円 |
30歳 | 2,949円 | 3,199円 |
40歳 | 4,389円 | 4,719円 |
50歳 | 7,069円 | 6,089円 |
60歳 | 11,679円 | 7,429円 |
※保険料比較の為のプランは以下の項目で算出しています。
- 診断給付金100万円
- 入院日額1万円
- 先進医療特約付き
- 保険期間、支払い期間は終身
保険料の算出は公式サイトやパンフレットを参考にしています。
保障内容は会社単位で微妙に異なります。
保険料払込期間や払込方法など
保険会社 | アフラック |
契約年齢 | 0歳~85歳 |
保険期間 | 終身 |
保険料支払期間 (有期払い) |
10年、60歳半額、65歳半額、60歳、65歳、終身 |
口座引落払込方法(回数) | 月払、半年払、年払 |
クレジットカード 支払方法(回数 |
月払・半年払・年払 |
最短の支払期間を10年として60歳以降の半額タイプや払込終了を選択でき、支払い方法もクレジットカード払いでも月払い半年払い、年払いを選択可能となります。
支払保険料を少しでも減らして各種ポイント還元などを考慮するのであればクレジットカード支払いにて年払いを選択するのが賢い支払い方法になります。
「新 生きるためのがん保険Days」のデメリットについて
- 上皮内新生物の診断給付金が通常の1/10。
- 抗がん剤特約が10年更新
- 払込免除の仕組みが無い
基本的に他社のがん保険の保障内容と比べた場合になりますが、上記が考えられるデメリットというかウィークポイントと言った感じです。
上皮内新生物の診断給付金
診断時に一時金としてまとまった給付金を受け取る保障内容ですが、がん(=悪性新生物)に対して初期がんにあたる上皮内新生物の場合は1/10の保障金額になります。
診断給付金が100万円の場合は10万円。50万円の場合は5万円となります。
ただ、基本的には進行がほとんどない初期段階なので上皮内新生物に該当します。
治療自体も長引かず治療にかかる費用もさほどないという事を前提に考えれば問題ない可能性もあります。
10年更新の抗がん剤特約
その他の保障内容が終身保障なのに対して抗がん剤特約は10年毎の更新になります。30代~40代くらいまではそこまで気になる保険料でもありませんが、50代くらいからの抗がん剤特約の保険料がそれまでの2倍近くに上がるケースがある為、気になる方は加入検討辞典で20年後、30年後の特約保険料を算出してみるのがよいかと思います。
なお特約なので外したいと思ったらいつでも特約解約にてプランから外すことも可能です。
払込免除が無い
一部の保険会社のがん保険ではがんの診断をされた時点で以後の保険料の払込が免除されるプランが登場しています。
アフラックも現行の医療保険には三大疾病払込特約もあり、払込を免除する事もできますが、がん保険には払込免除の保障内容はありません。
このページのまとめ
アフラックのがん保険は特別何かの特徴があるわけではありませんが、がんに対する保障がまんべんなく用意されています。
また同社の医療保険と組み合わせにて契約される方は多くいますが、がん保険側ではある程度自由にプランの設計が可能です。
パンフレットや、ホームぺージの見積もりだけでは出てこないオリジナルプランもありますのでよりご自身の要望を反映させたい場合は保険の無料相談サービスなどをご活用いただくものおすすめです。
その他種類別のがん保険のおすすめを以下にてランキングでも紹介していますのでがん保険を探してる方は是非ご確認ください。