肺気腫の診断をされた方でも加入できる医療保険や生命保険があります!
と言われても、
- 持病があっても入れる保険も断られた
- がん保険も加入出来なかった
というご経験をされた方もいるかと思います。
そこでこのページでは日々、各保険会社の商品から告知内容までをチェックしてる当サイトが保険のプロの立場で肺気腫の方でも加入可能性がある保険商品を紹介していきます。
「引受基準緩和型保険」も保険会社毎に質問内容が異なる為、「A社」では加入出来なくても「B社」では加入できるという事が普通に起こります。
肺気腫の方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
肺気腫の方の保険加入の主なポイント
まず初めに肺気腫の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
比較的加入しやすい単体のがん保険も肺気腫の場合は加入が出来ない可能性が高いです。
なお既に加入中の保険が自動更新型であれば新規加入が難しい病気を患ったとしても更新可能年齢まではそのまま更新が可能です。
引き続き肺気腫の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
医療保険や死亡保険の加入について
まず初めに通常タイプの医療保険や死亡保険の加入についてですがこれら2つの保険は告知書の質問内容で主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
肺気腫の方であれば基本的に過去5年以内にて何かしらの治療行為があるかと思いますので当然、各社の告知書に「肺気腫」を申告する事になります。
審査基準は各保険会社によっても異なりますが、基本的には肺気腫の方であれば健康な方も加入する医療保険や死亡保険は加入不可として契約が見送られる事が一般的です。
無告知による告知義務違反について
加入不可の可能性が高いからと言って肺気腫を申告しない(無申告)で加入手続きをすれば加入する事自体は可能です。
なぜなら、保険会社は加入時点では被保険者の健康状態を過去に遡ってチェックしないからです。
ただし、契約はできたとしてもいざ入院などをして給付金の請求をする際には必ず医師の診断書が必要になります。
診断書には「既往症」を記載する欄がある為、このタイミングで加入時の告知事項との相違が見つかります。
健康状態を正確に告知していない行為は「告知義務違反」の為、給付金も支払われず、契約も解除されてしまいます。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
ただし肺気腫に関しては上記のように過去5年以内で何かしらの治療行為がある場合は告知該当として加入が見送りとなります。
参考までにがん保険の告知内容に関しては以下で解説してます。
引受基準緩和型保険の加入について
通常の医療保険や死亡保険等と異なり、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」の場合は別名では限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
肺気腫の方の場合、通常の保険加入が難しい為、基本的には引受基準緩和型保険を検討する事になります。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
ほとんどの保険会社では上記3つの質問となる為、直近1年~2年以内で入院や手術がなければ「肺気腫」の方でも引受基準緩和型保険の保険加入の可能性が高くなります。
一部の保険会社では過去5年以内での治療行為に特定の病気を指定するケースもありここに「肺気腫」の治療や検査、経過観察が含まれるケースもある為、加入が見送りになる場合があります。
ただし限定告知に「肺気腫」関連が含まれるケースは一部の保険会社のみであり、その他多くの保険会社の引受基準緩和型保険では問題なく加入できる場合があります。
引受基準緩和型医療保険
通常の医療保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
肺気腫の方でも通常の医療保険同様にオプション選択などを含め各社を比較検討しながらご自身の要望に合わせた医療保険選びも可能です。
緩和型死亡保険
引受基準緩和型医療保険にはオプションとして終身保険特約を付加する事が出来る商品が多数ありますが、医療保険ではなく死亡保険のみを希望という場合は定期タイプ、終身タイプ共に単体の緩和型死亡保険を選ぶ事も可能です。
無選択型終身保険
合併症や直近で入院手術を実施している方など状況によっては引受基準緩和型保険でも加入が見送られるケースもあります。
そんな時どうしても保険に加入する必要があるという方向けに「無選択型終身保険」があります。
契約可能年齢(40歳~80歳)であれば病院の入院中であっても加入可能です。
以下のページで無選択型終身保険の特徴からおすすめ商品をランキング形式にて紹介しています。
このページのまとめ
肺気腫の保険加入をまとめると
となります。
通常の医療保険や生命保険が加入出来ない事で大きく選択肢が狭まるような印象もありますが実際には引受基準緩和型保険には沢山の選択肢があります。
各保険会社より引受基準緩和型保険が発売されていますので一社のみまたは2、3社のみでの保険選択は勿体ないとも言えます。
現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談を無料で行う事が可能なので自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。