あなたはJPかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」への加入を検討してはいませんでしょうか?
もしくは営業担当者から「はじめのかんぽ」をおすすめされているかもしれません。
かんぽ生命の学資保険は知名度も高い為、加入者が多いです。
その為、一人目のお子さんがかんぽ生命の学資保険に加入している事からお二人目のお子さんも同じところでと考えられているかもしれません。
ただし学資保険に関しては保険会社各社より沢山の商品が出回っている事もあり複数社を比較検討しながらご自身のニーズにあった商品を選択する事が可能です。
かんぽ生命に限った話ではありませんが、学資保険は返戻率に変動がある為、気を付けないと元本割れというケースも良くあります。
そこでこのページではJPかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」についてその特徴やメリットデメリットについての解説。
更に当サイトでの独自評価基準に基づくランク付けを行い、他社の学資保険と比較した客観的な評価も紹介しています。
JPかんぽ生命の学資保険を検討している方はもちろん、学資保険全般を検討してる方も是非参考にしてみてください。
はじめのかんぽの主な特徴
まず初めにはじめのかんぽの主な特徴を以下にまとめていきます。
- 受取タイミングを3パターンで選択可
- 払込免除特則を選択可能
- 医療特約を付加する事が可能
- クレジットカード支払に未対応
- 返戻率が低い
教育資金の受取時期を大学入学時に一括受取か、小学校~大学まで分散受取。更には大学在学中に受け取る3パターンから選択が可能です。
はじめのかんぽはこんな人におすすめ
- 知名度のあるかんぽ生命で加入した人
- お子さんの医療保障もセットで加入したい人
- 返戻率は特に気にしない人
はじめのかんぽの返戻率(契約シュミレーション)
契約者を男性30歳、お子様0歳として算出しています。
受取総額 | 300万円 |
払込期間 | 18歳 |
月額保険料 | 14,640円 |
累計払込保険料 | 3,140,000 |
返戻率 | 95.50% |
払込免除特則 | 有り |
支払回数 | 月払 |
保険料メモ 契約者:男性30歳 お子様:0歳 |
18歳払込済学資祝金付21歳満期 75万円×4年 (その日からプラス 無し) |
「はじめのかんぽ」の返戻率は95.5%とモデルケースでは元本割れとなります。
また払込期間を18歳から最少年齢の12歳にして算出した場合でも返戻率は97.4%と100%を超えません。
受取総額 | 300万円 |
払込期間 | 12歳 |
月額保険料 | 21,360円 |
累計払込保険料 | 3,080,000 |
返戻率 | 97.40% |
払込免除特則 | 有り |
支払回数 | 月払 |
保険料メモ 契約者:男性30歳 お子様:0歳 |
18歳払込済学資祝金付21歳満期 75万円×4年 (その日からプラス 無し) |
払込免除特則は選択可能なのでこちらを取り外し、月払から年払いへとプランをスリム化する事で返戻率の改善は可能かと思います。
ただし、同じような条件でも100%以上の返戻率を維持している学資保険もありますので、返戻率の高さを求めている方であれば他社の学資保険もチェックしてみてください。
その他の学資保険に関しても返戻率の高い順にランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
引き続きはじめのかんぽの詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
はじめのかんぽの評価は
合計スコア:11点
当サイトにておすすめする学資保険の評価項目においては11点。それに伴う「はじめのかんぽ」は平均的な学資保険の一つになります。
クレジットカード払い | 点1 |
払込免除 | 点4 |
払込最少年齢(最小期間) | 点3 |
払込期間(パターン) | 点3 |
合計スコア | 11 |
その他の学資保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
はじめのかんぽの詳細
保険会社 | JPかんぽ生命 |
両親の契約可能年齢 | 16歳~65歳 |
お子様の契約可能年齢 | 0歳~12歳 |
出生前加入特則 | 出生予定日140日以内 |
申込方法 | 対面 |
払込回数(口座) | 当月分と合わせて1年分以下の保険料をまとめて払い込み可能 |
育英年金 | 無し |
祝金据置 | 可能 |
クレジットカード支払の選択有無
昨今の保険料の支払方法としてクレジットカードでの支払を希望される方が多数存在し、これにはポイント還元やマイルが貯まるといったメリットが考えられます。
ただし保険会社によっては銀行口座での自動引き落としにしか対応していなかったり、クレジットカードの場合は月払いのみといった制限がある場合もあります。
はじめのかんぽは残念ながらクレジットカード支払には未対応となります。口座引き落としであれば年単位での一括支払いには対応しています。
払込免除の選択有無
学資保険に加入される方の目的はお金を貯める事がほとんどですが、払込免除特則(or特約)を付加する事で保障が含まれます。
具体的には契約者である両親のどちらかが保険料の払込期間中に万が一(死亡するか高度障害状態)の場合に以後の保険料を払わなくても約束した祝金や満期金が受取れるという仕組みです。
ただし満期金として将来受け取る100万円~300万円程度では遺族の生活費はカバーできません。死亡保障は学資保険とは別に通常の生命保険を検討するのが正しいです。
必要保障額については下記のページでも解説していますので気になる方は併せてご確認ください。
はじめのかんぽでは払込免除特則を含めるかどうかを選択可能としています。
払込最少年齢
学資保険の保険料を払込む期間をお子さんが5歳や10歳までの短期払いにする事で支払う保険料の総額が18歳まで払うよりも少なく出来るというメリットがあります。
はじめのかんぽでも最小払込年齢を12歳に短縮する事が可能です。
払込期間(パターン)
学資保険の保険料払込期間(=積立期間)が短い方が保険料支払総額が少なくなり返戻率を高めます。
ただし払込期間が短くなれば当然、払込期間中の毎月の支払保険料額は大きくなりご家庭によってはこの保険料が大きな負担になる事も十分あります。
そこではじめのかんぽでは用途に合わせて3パターンから受け取りを選択できるようにしています。
このページのまとめ
以上がはじめのかんぽの詳細なまとめになります。
当サイトの評価基準にあてはめれば特に他社の学資保険と比べて大きな特徴はありません。
いずれにしても学資保険を検討される場合は契約を予定している両親の年齢とお子様の年齢。
更に将来どれくらい貯めたいかという具体的な金額をベースに複数の学資保険で見積もりシュミレーションを行う事がおすすめです。
保険会社毎にパンフレット等の資料請求をするよりも複数の保険会社の学資保険を取り扱う最寄りの保険ショップや自宅に訪問してくれるファイナンシャルプランナーを活用する方がおすすめです。
相談はもちろん、複数の学資保険を一括シュミレーションも無料で行う事が可能です。
当サイトの学資保険ランキングも参考にしつつ、保険の無料相談サービスも前向きにご検討ください。