あなたは明治安田生命の学資保険「つみたて学資」への加入を検討してはいませんでしょうか?
もしくは営業担当者から「つみたて学資」をおすすめされているかもしれません。
学資保険に関しては保険会社各社より沢山の商品が出回っている事もあり複数社を比較検討しながらご自身のニーズにあった商品を選択する事が可能です。
そこでこのページでは明治安田生命の学資保険「つみたて学資」についてその特徴やメリットデメリットについての解説。
更に当サイトでの独自評価基準に基づくランク付けを行い、他社の学資保険と比較した客観的な評価も紹介しています。
明治安田生命の学資保険を検討している方はもちろん、学資保険全般を検討してる方も是非参考にしてみてください。
つみたて学資の主な特徴
まず初めにつみたて学資の主な特徴を以下にまとめていきます。
- 返戻率が高めである
- クレジットカード支払が出来ない
- 口座引落であれば年払いに対応
- 全期前納支払が可能
- 10年短期払いにて返戻率の改善が可能
- Ⅱ型では悪性がんの診断確定で払込免除
- 払込免除特則は標準付帯
クレジットカード支払はできないものの、学資保険の中で比較的高めの返戻率となっております。
つみたて学資はこんな人におすすめ
- 返戻率の高い学資保険に加入したい人
- 保険料を一括で支払い希望の人
- 払込免除特則を手厚く保障したい人
- クレジットカード支払が不要な人
- 保険料の支払期間を短くしたい人
つみたて学資の返戻率(契約シュミレーション)
契約者を男性30歳、お子様0歳として算出しています。
受取総額 | 300万円 |
払込期間 | 15歳 |
月額保険料 | 15,995円 |
累計払込保険料 | 2,879,100円 |
返戻率 | 104.20% |
払込免除特則 | 有り |
支払回数 | 月払 |
「つみたて学資」の返戻率は104.2%と他社の学資保険と比較しても高めと言えます。
更に払込回数や払込期間を短縮する事で返戻率が改善し、上記の例でいうと保険料の払込期間が15年間から10年に短縮した場合、104.2%→105.8%となります。
その他の学資保険に関しても返戻率の高い順にランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
引き続きつみたて学資の詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
つみたて学資の評価は
合計スコア:
点当サイトにておすすめする学資保険の評価項目においては9点となります。
クレジットカード払い | 点1 |
払込免除 | 点2 |
払込最少年齢(最小期間) | 点4 |
払込期間(パターン) | 点2 |
その他の学資保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
つみたて学資の詳細
保険会社 | 明治安田生命 |
両親の契約可能年齢 | 18歳~45歳 |
お子様の契約可能年齢 | 0歳~6歳 |
出生前加入特則 | 出生予定日140日以内 |
申込方法 | 対面 |
払込回数(口座) | 月払・半年払・年払 |
育英年金 | 無し |
祝金据置 | 可能 |
祖父母を契約者とする場合 | 制限無し |
クレジットカード支払の選択有無
クレジットカードによりポイント還元やマイルが貯まるといったメリットもある為、保険料の支払方法としてクレジットカードでの支払を希望される方が多数存在します。
ただし「つみたて学資」はクレジットカード支払には未対応です。
高い返戻率とのトレードオフになりますがその分、支払回数を少なく(月払いよりも年払い等)することで、保険料が割引されます。
払込免除の選択有無
学資保険に加入される方の目的はお金を貯める事がほとんどですが、払込免除特則(or特約)を付加する事で保障が含まれます。
具体的には契約者である両親のどちらかが保険料の払込期間中に万が一(死亡するか高度障害状態)の場合に以後の保険料を払わなくても約束した祝金や満期金が受取れるという仕組みです。
ただしここで保障されている金額は契約プランにもよりますが、満期金として将来受け取るであろう100万円~300万円程度という事が一般的です。
当然この程度の金額が万が一時に残された遺族の生活費や学費がカバーできるわけではありませんので、死亡保障は学資保険とは別に通常の生命保険を検討するのが正しいです。
必要保障額については下記のページでも解説していますので気になる方は併せてご確認ください。
仮に生命保険にて既に十分な保障プランに加入できている。
もしくは生命保険は別に加入予定という事であれば、学資保険における払込免除特則は不要となります。
ただし、「つみたて学資」に関しては払込免除特則は標準付帯となり、契約者の選択有無はありません。
それでも先述しているように返戻率は最も高いクラスにありますので払込免除特則によるデメリットは無いと言えます。
払込最少年齢
学資保険の保険料を払込む期間(=積立期間)は一般的にお子さんが高校を卒業して大学や専門学校に入学するタイミングである17歳or18歳までという事が多いです。
具体的にはお子さんが5歳や10歳までの間に保険料を集中して払い終える事で支払う保険料の総額が18歳まで払うよりも少なく出来るというメリットがあります。
「つみたて学資」の場合は最長でも15年。最短10歳と比較的払込期間を短くすることで、高い返戻率を維持しています。
払込期間を短くして返戻率を高めたい方であればよりおすすめとなります。
払込期間(パターン)
学資保険の保険料払込期間(=積立期間)が短い方が保険料支払総額が少なくなり返戻率を高めます。
ただし払込期間が短くなれば当然、払込期間中の毎月の支払保険料額は大きくなりご家庭によってはこの保険料が大きな負担になる事も十分あります。
そこで払込期間の選択肢が沢山用意されている方が契約者への利便性が高いと判断する事もできます。
「つみたて学資」は払込期間が10歳or15歳の2パターンに限定される為、契約者側の選択肢は少ないと言えます。
つみたて学資のメリットやデメリット
ここからは「つみたて学資」のメリットやデメリットについて解説していきます。
メリット
やはりメリットは何と言っても返戻率の高さになります。
当サイトでの比較では総受取額300万円15歳(15年)支払にてトップクラスの返戻率になります。
他社の学資保険は18歳(18年間)である事が多いので単純比較はできませんが、それでもより多くの返戻率を希望される方であれば積極的に検討してもよい学資保険ではないでしょうか。
デメリット
デメリットは当サイトが考える学資保険としての利便性の低さになります。
具体的には保険料の引き落としはクレジットカード支払に未対応の為、口座引落のみ。
更に保険料の払込期間も10歳か15歳と2パターンのみであり、いずれも短期間となります。
高い返戻率というメリットとのトレードオフになります。
このページのまとめ
以上がつみたて学資の詳細なまとめになります。各社が取り扱う学資保険の中では「返戻率の高さ」と「選択肢の少なさ」がポイントになるかと思われます。
いずれにしても学資保険を検討される場合は契約を予定している両親の年齢とお子様の年齢。
更に将来どれくらい貯めたいかという具体的な金額をベースに複数の学資保険で見積もりシュミレーションを行う事がおすすめです。
保険会社毎にパンフレット等の資料請求をするよりも複数の保険会社の学資保険を取り扱う最寄りの保険ショップや自宅に訪問してくれるファイナンシャルプランナーを活用する方がおすすめです。
相談はもちろん、複数の学資保険を一括シュミレーションも無料で行う事が可能です。
当サイトの学資保険ランキングも参考にしつつ、保険の無料相談サービスも前向きにご検討ください。