あなたは胃のポリープが発見された状態で保険加入や見直しが出来るか気になってはいませんでしょうか?
もしくは既にポリープを切除済みの状態で保険加入時の告知に詳細を記載する必要があるのかと迷われているかもしれません。
基本的には加入時の告知書には現在過去含め、ありのままを記入しますが胃ポリープにおいてはおおよそ審査通過を分ける一般的な目安なども存在します。
このページでは胃ポリープがある方でも加入できる保険の種類や治療状況における加入目安を解説しています。
胃ポリープがある方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
胃ポリープの保険加入の主なポイント
まず初めに胃ポリープの方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
- ポリープを切除済みの場合は加入可能
- 未切除でも発覚から1~2年経過していれば加入可能
- 発覚後2年以内の場合は特定条件付き承諾の可能性有
- がん保険は診療状況に限りらず加入可能
引き続き胃ポリープの保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
なお胃のポリープ切除が加入している医療保険の請求ができるかどうかを調べている方もいますが、基本的には良性ポリープ切除も医療保険の請求対象になるかと思われます。こちらの詳細に関しては以下のページもご参考ください。
医療保険や生命保険の加入について
胃ポリープに関しては医療保険、生命保険共に保障範囲は異なるものの、告知内容は重複する部分が多く保険会社の引き受け基準も同等になるケースが多いです。
保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
その中でポイントはポリープ切除の有無になります。
なおポリープ切除を実施していた場合でも既に5年以上前であり告知書の質問に該当しないのであれば申告する必要はありません。
未切除の場合
胃のポリープ発見後に切除していない場合は発見後からの経過年数によって引受の結果が異なる可能性があります。
具体的な経過年数は保険会社によっても微妙に異なる可能性がありますが一般的には発見後2年以上経過しているかどうかではないかと考えられます。
発見後2年未満
医療保険は「条件付き承諾」として胃ポリープ自体が1年~2年程度の期間、保障対象外となる可能性が考えられます。
あくまで保障対象外となるのは契約から1年~2年程度であることを考えればそこまで悪い条件ではないかと思います。
生命保険に関しては発見後2年未満でポリープ未切除でも問題なく加入できる可能性が高いです。
発見後2年以上経過
なお既に発見後から2年以上が経過してる場合であれば、胃のポリープを未切除であっても医療保険、生命保険共に問題なく加入できる可能性が高いです。
切除済みの場合
胃のポリープが発覚しても既に医療機関にて切除済みで治療が完了している場合は告知書にもその旨を記載します。
切除して既に治療自体も終了している場合はいずれの保険商品も加入可能となります。
診療完了している場合の注意点
ただし、注意しないといけないのは胃ポリープを切除済みの場合でも引き続き治療自体は継続している場合などはその旨を申告するようにしてください。
切除がそのまま治療完了を指すのであれば問題ありませんが、この場合も診療完了を判断するのは医師となります。
自己判断にて治療を終了してしまうというケースがありますが、この場合は保険会社としては「診療完了」とする事ができません。
本人には悪意が無く診療完了と思って告知をした場合でも、いざ給付金請求などで診断書より過去の告知事項との相違が見つかるケースも考えられます。
最悪「告知義務違反」となってしまう事もあり得ますので治療が終わっているのかどうかの確認は慎重に判断するようにしてください。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
胃ポリープでは主に以下の告知内容を注意する必要があります。
現在以下の病状や病気あるいはその疑いで、治療中・検査中・経過観察中。 または 最近3ヵ月以内にその疑いで、治療・検査をうけるようすすめられたことがある? 「がん(悪性新生物)、上皮内新生物、異形成、白板症、多発性ポリープ(ポリポーシス)、 病理検査や細胞診での異常、CEA、AFP、CA19-9、PSA、B型肝炎ウイルスキャリア、C型肝炎ウイルスキャリア」
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現在以下の病状や病気あるいはその疑いで、治療中・検査中・経過観察中・または 最近3ヵ月以内にその疑いで、治療・検査をうけるようすすめられたことがありますか? (ただし、がん(悪性新生物)・上皮内新生物・異形成やその疑いが否定された場合は除きます。) 「肺の検査、胃腸の検査、マンモグラフィー検査、その他のがん検診、しゅよう、しこり、結節、 腫瘤(しゅりゅう)、出血(便潜血、不正出血、喀血、吐血、下血、肉眼的血尿)、貧血(鉄欠乏性貧血を除く)、黄疸、 びらん、消化管のかいようや狭窄」
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ただ、上記からも良性しゅようであればがん(悪性新生物)・上皮内新生物・異形成やその疑いが否定された場合は該当しません。
多発性ポリープ(ポリポーシス)の定義は、過去5年以内に5個以上のポリープが発生しているもの、あるいは5回以上の治療歴のある場合を指します。
いずれも医師による治療・検査のすすめから3カ月以上、経過している場合は該当しません。
ポリープに感しては良性悪性にてがん保険の加入制限も異なりますので気になる方はこちらもご確認ください。
このページのまとめ
胃ポリープが発見された事で、その後の保険加入を不安に思われるネット上の投稿や質問は定期的に上がりますが基本的には良性腫瘍の場合、問題なく加入できるケースがほとんどです。
ただし、合併症等での別の治療を継続的に行う事になると話は変わってきますので、気になる方は良いきっかけとして保険の新規加入や見直しを実施してみてはいかがでしょうか。
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