このページでは現在パーキンソン病の診断をされ治療を行っている方の保険加入や見直しに関して加入できる保険の種類や告知のポイントについて解説していきます。
パーキンソン病は原因がはっきりしておらず根本的な治療法も発見されていない国の認定を受けた難病指定に該当します。
その為、一般的な保険の加入や見直しはかなり厳しいというのが現状です。
ただし保険の種類や治療状況によっては加入できるケースもありますので加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
パーキンソン病の保険加入の主なポイント
まず初めにパーキンソン病の方の保険加入や見直し時における主なポイントまとめています。
- 医療保険や生命保険の加入は難しい
- がん保険は加入可能大
- 引受基準緩和型であれば状況によって加入可能性有り
- 無選択型保険も手続き可能
引き続きパーキンソン病の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
医療保険や生命保険の加入について
まず初めに医療保険や生命保険(=死亡保険)は保障範囲は異なるものの、告知内容は重複する部分が多く保険会社の引き受け基準も同等になる事が多々あります。
保険会社によっても微妙に異なりますが加入時の告知では主に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
上記のケースで行くと「過去5年以内に特定の病気」にパーキンソン病が含まれている事が多く現在進行形もしくは過去5年以内に何かしらの治療をしている場合は引き受けが難しくなる事がほとんどです。
引受基準緩和型医療保険の加入について
通常の医療保険や生命保険等の加入が厳しいパーキンソン病ですが、持病がある方でも入れる「引受基準緩和型医療保険」の場合も同様に状況によっては審査が通過しないケースが多いです。
ただし引受基準緩和型医療保険などは限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入できるケースもあります。
- 最近3ヵ月以内で医師より入院or手術をすすめられた。
- 過去1~2年以内に、病気やケガで入院or手術を受けた。
- 過去5年以内に「がん」or肝硬変で、入院or手術を受けた。
上記はあくまで一般的な引受基準緩和型医療保険の告知内容を指しており、保険会社によっては特定の病気における通院や服薬治療を問われる場合もあります。
こちらも特定の病気にパーキンソン病が含まれるケースがありますのでしっかりと確認するようにしてください。
おおよその目安として過去5年以内の内に通院による治療行為がない場合には審査が通過する可能性も考えられます。
引受基準緩和型医療保険は現在、各社より発売されることで選択肢が豊富、且つ保険料も通常タイプと比べて大差がないレベルになりつつあります。
通常の医療保険が難しい方であればこちらも是非ご検討ください。
がん保険の加入について
パーキンソン病の方でもがん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能になるかと思います。
医療保険や生命保険の加入が難しい、見直しが出来ないという場合でもがん保険であれば保障の強化が可能となるケースも十分ありますので是非積極的にご検討ください。
このページのまとめ
パーキンソン病は難病指定される事もありなかなか保険加入、見直し共に厳しいのが現状です。
それでも現在は複数の保険会社から比較検討する事が可能なので一社では加入が難しいと言われたとしても他社では問題が解決する可能性もゼロではありません。
保険の無料相談サービスでは現在加入中の保険の相談も含めてすべて無料で利用する事が可能です。
自分から赴く保険ショップや希望の場所に来てもらう訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスを是非ご活用ください。