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【学資保険】vs【貯金】どっちがおすすめ徹底比較

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学資保険にするか貯金にするか。

お子さんの教育資金の準備を考えた時、この二つで迷われた方は多いのではないでしょうか。

事実、学資保険を検討中の方から上がる質問では

「貯金と何が違うのか?」

と聞かれる事が非常に多いです。
1人目のお子さんの時は特に細かく考える事無く加入した学資保険も二人目となると最初よりは若干考える余裕も出てくることや、保険についての知識も多少付けたことで上の子と同じように学資保険に加入するべきなのかと考える方も多いようです。

学資保険には当然、保険機能が備わっている為お子さんの教育資金を準備しつつそれが保障として守られているのは理にかなっています。

ただし特性上お子さんの生活をカバーできるほどの保障ではありません。

加えて、一時期は積み立てた金額に対しての戻り率(=利率)のみが取りだたされ、各保険会社からは返戻率を競う商品が多数投入されていた。もしくは現在もされている場合もありますが加入するタイミングによっては満期時、良くて±ゼロという場合も考えられます。

そこでこのページでは学資保険と普通の貯金(=普通預金)などを6つのポイントから比較して解説していきます。

初めてのお子さんに考えている方も、二人目以降の方もどっちがよいかを判断する材料になるようにご確認ください。


学資保険であれ貯金であれ目的はひとつ

学資保険か貯金か

あくまで目的はお子さんにかかるお金。主に教育資金を準備する為の手段として学資保険を選ぶか普通に貯金するかという事の違いです。

貯めるのは子供にかかるお金の一部


出典

出典

進む道によっても異なるかとは思いますが一般的に1人のお子さんにかかるお金は1000万~1500万円とも言われています。

上記は文部科学省の「子供の学習費調査」やセールス手帖社保険FPS研究所「ライフプランデータ集」を参考に幼稚園から高校までは公立。大学は私立文系で自宅通いという進学コースパターンをまとめたものです。

この場合の総額は1063万円でした。

中にはすでにそれだけの金融資産を有している方もいるかもしれませんが、多くの方は日々の生活をしながらできる範囲でお子さんの為の資金を積み立てていくことになるのではないでしょうか。

学資保険でいえば貯める期間はお子さんが17歳か18歳の大学入学年齢時点までになるかと思いますので子供にかかるお金の中でも最も金額が大きい18歳以降のお金。全体の一部を貯める事になります。

学資保険は毎月いくら貯める?自分にあった積立額とは

学資保険と貯金の違いを6つのポイントから徹底比較

そこで学資保険と貯金ではどちらが良いのかという点を6つの観点から解説していきます。すでに第一子などが学資保険に加入している方はその状況なども含めてご確認ください。

ポイント1:保険(保障)機能

貯金の場合は積立を行う人がその途中で万が一死亡するようなことがあったとしても特に保険があるわけではないので、積み立てを辞めれば残高が増えずにその時点で停止します。

対して、学資保険は保険会社が販売する商品だけあってただの積立商品ではなく保険としての機能が備わっています。

払込免除特約

多くの学資保険には払込免除特約が付加される事で契約者である両親(夫か妻)に万が一が合った場合には以後の保険料の払込が免除されます。
実際、お亡くなりになってしまっては実質的に支払いを続けることが自体が困難になりますが、その場合でも予定した満期金を問題なく受け取ることができるというものです。

ただし、冒頭でも少し紹介していますが、保障されるのは契約時に決めた満期金のみなので例えば総受取額300万円の学資保険であれば300万円の生命保険という事になります。

保険の機能を有しているとは言え、小さいお子さんの生活と教育資金を300万円でカバーできるわけではありませんので学資保険に加入したからといって保障も完璧というわけではありません。

満期金がお子さんにかかるお金の一部を準備するのと同じように保障される金額もあくまで残された家族が生活する為のほんの一部であるという事をご理解ください。

例えば既に万が一残された家族の生活をカバーできる保険に加入しているのであればそもそも学資保険に保険的な機能を求める必要はなくなります。

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また学資保険は被保険者=保険の対象者をお子さんにして契約するものですが、契約期間中にお子さんに万が一があった場合には契約自体は終了して、それまで払い込んだ保険料はそのまま契約者(=親)に全額返金されます。

これは普通に貯金していたとしても途中で積み立てを辞めたからと言って残金が減るわけではないので同じです。

一部の学資保険にはお子さんの病気やケガの医療保障が組み込まれた商品がありますがこの契約すると最終的に払込総額に対して受け取り額が元本割れするケースがほとんどなのであまりお勧めしていません。

お子さんの医療保障を準備したいのであれば単独で契約できる医療保険という代案もありますのでそちらも合わせてご検討ください。

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ポイント2:利率(どれだけ増えるか)

低金利自体の普通預金に比べると返戻率110%以上の学資保険などはそのまま銀行に預けるよりは最終的に戻ってくる額が増えるので明確におすすめできます。

ただし、契約するタイミングによっては学資保険だとしても全くお金が増えないというケースもありますのでしっかりと最終的に受け取る金額の合計とそれまでに支払う事にある積立額を確認する必要があります。

ポイント3:強制力

普通預金であれ、強い意志があれば毎月決めた額を規則正しく積み立てていくことはできるかと思います。

ただし多くの人はなかなかうまくお金を貯める事が出来ないようにお子さんの為のお金としても急な出費があったりすると一時的に引き出してしまったりという事も考えられます。

学資保険は自動引き落としなので指定した銀行口座やクレジットカードから強制的に引き落とされます。

更に月払でその月に引き落としができなかった場合には、強制的に翌月に2か月分まとめて引き落としになる仕組みがほとんどです。

2か月連続で引き落としできなかった場合は一時的な「失効」となりますが保険会社より別途振込用紙が発送され未払いの2か月分と当月更に翌月の4カ月分を支払う事になります。

良くも悪くも支払いを継続する仕組みが出来ているので催促までとは言わないまでも自分の意志以外に支払い続ける強制力がある事は人によっては魅力ではないでしょうか。

更に途中で解約してしまえば当然元本割れしますので続ける実利的な意味も十分に存在します。

ポイント4:税制面

学資保険と貯金との違いでいうと最も明確な部分はこの税制面になるかと考えます。その他のポイントは加入するタイミングや状況によって代替案がありますが税制面には差があります。

保険料控除

一つ目は保険を支払っている期間に有効な「保険料控除」です。貯金にはない仕組みとして保険は生命保険や医療保険などを含め年間で支払ってた保険料に対してその一定額をその年の所得から控除するという優遇措置があります。

金額によって段階はありますが、最大で年間払込保険料が8万円以上の場合、所得税では4万円。住民税では2.8万円の控除が可能です。

対象者の所得に応じた所得税率によって減税額は異なりますが普通に銀行に同額を預けても控除はされないのでおすすめです。

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受取時の税金

また学資保険の満期金を受け取る場合も一般的には「一時所得」扱いとなります。

計算式は省略しますが支払い総額に対して受け取る満期金との差額が50万円以上なければ無税です。

17年or18年程度の払込期間に対してさすがに50万円以上増える学資保険はないのでまず問題ありません。

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ポイント5:心理的な安心感

学資保険の加入は安心感

安心感と言われても人それぞれ感じ方は様々ではあるのですが正直学資保険に加入してる方の理由は

「みんな入っているから」

というのが多いです。ポイントを整理していけば必ずしも学資保険を選ばないといけないという事もないケースも十分考えられますが他もみんな入っているので自分も入っておけば安心と感じる方は多いのではないでしょうか。

ポイント6:流動性

学資保険には強制的に契約を続ける仕組みが備わっている反面、途中で解約をすると元本割れをしてしまうという流動性の低さがあります。

辞めづらいから続けられるというプラスの面もありますが普通預金であれば途中で積み立てもやめても減る事は有りません。

一定期間貯めるのが目的なので流動性は高くなくてよいという方がほとんどかと思いますし、学資保険にも一時的な出費に対応できる「契約者貸付制度」がありますが心配な方などはやはり貯金が良いかと思います。

このページのまとめ

いかなる状況でも完全にどちらか一方がおすすめという事はないのかと思いますが個人的に学資保険と貯金では7割くらい学資保険の方がおすすめなのではないかなと感じています。

1年2年と規則的に貯金する事は誰でもできるかと思いますが10年以上となるとやはり難易度は上がるのではないでしょうか。

学資保険だから良いというわけではありませんが、お子さんの教育資金を考えるタイミングはその他の支出を見直すよい機会かと思います。

プロのファイナンシャルプランナーによる保険の相談は保険の契約だけではなく、家計の見直しにつながるアドバイスができる場合も沢山あります。

学資保険を考えている方は個々の保険商品にとらわれずに広い意味でお金に関する整理をする事もおすすめかと考えます。

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