アレルギー性気管支炎の方は診療状況に保険加入の審査基準が異なります!
アレルギー性気管支炎の方で
- 治療中で入れる保険や契約中の保険の見直しができるのか?
- 既に治療が終了している場合でも申告する必要があるのか?
と気にされている方もいるかと思います。
そこでこのページではアレルギー性気管支炎の方でも加入できる保険の種類や治療状況による審査基準等を一般的な目安を踏まえて解説しています。
アレルギー性気管支炎の治療中の方や現在は診療完了した方で保険の加入や見直しを検討している方は是非ご確認ください。
アレルギー性気管支炎の保険加入の主なポイント
まず初めにアレルギー性気管支炎の方の保険加入や見直し時における告知のポイントをまとめます。
- がん保険は状況問わず加入可
- 医療保険は診療中は加入不可
- 女性保険は診療状況問わず加入可
- 生命保険も診療中は加入不可
- 介護保険は診療中は加入不可
一般的な加入傾向が高い生命保険や医療保険は現在進行形で治療中の場合は加入が見送られる可能性が高いです。ただし一生加入出来ないというわけではなく、診療完了すれば加入可となる可能性もありますので引き続き詳細を解説していきます。
なおアレルギー性気管支炎の原因が喘息や慢性気管支炎などの場合はそちらの加入目安も併せてご確認ください。
告知時の注意点(診療完了の定義)について
アレルギー性気管支炎も診療完了になれば加入可となるケースも出てきます。
ただ注意が必要なのがこの診療完了は医師のみが判断するものになります。
体調が改善したので自己判断で診療完了として治療を止めてしまった場合などは、正確には診療完了とはなりません。
いざ給付金請求などをした際に、既往症欄の記載から告知事項との相違が見つかり「告知義務違反」となってしまう事もあり得ますので治療が終わっているのかどうかの確認は慎重に判断するようにしてください。
告知義務違反に関しては以下でも解説していますので気になる方は是非ご確認ください。
引き続きアレルギー性気管支炎の保険加入の詳細をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
医療保険の加入について
アレルギー性気管支炎の方の医療保険加入では現在の治療状況=診療状況によって審査基準が分かれる事が一般的です。
加入時の告知では一般的に直近3カ月から過去5年以内での健康状態が問われます。
上記のケースで言うと過去5年以内にてアレルギー性気管支炎の診療中か診療完了かが一つの目安となります。
告知内容についてはこちらでも解説していますので気になる方はご参考ください。
アレルギー性気管支炎の治療中(=診療中)の場合
冒頭でも説明しているように現在進行形でアレルギー性気管支炎の診療中の方は加入が見送られる事が一般的です。
診療完了するまで待つようにしてください。
アレルギー性気管支炎の診療完了(=治療が終わっている)の場合
既に治療が終了している場合であれば基本的に加入可となりますが例外的に一時的な加入制限がされるケースもあり得ます。
診療完了からの期間が浅い場合
診療完了からの時間経過がまだ少ない場合(2年~3年未満程度)は無条件加入とならず「条件付き承諾」として一時的に加入制限がされるケースもあります。
条件付き承諾の場合は「肺や気管etc」部位が2年から3年前後で保障対象外となる事が一般的です。
※診療完了からの時間経過や保障対象外期間は保険会社によっても異なります。
診療完了から3年以上経過の場合
既に診療完了から3年近く経過しているような場合であれば医療保険も問題なく加入となる事が予想されます。
なお当サイトにておすすめする医療保険はこちらよりランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
女性保険の加入について
女性保険とは通常の医療保険に特約として女性疾病特約(=オプション)を付加したタイプを指すことが一般的であり、主契約の医療保険が加入可となれば女性保険も加入可となる事が一般的です。
女性保険もこちらよりおすすめをランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
生命保険の加入について
医療保険同様に、アレルギー性気管支炎を治療している状況では生命保険の加入も一時的に加入不可となる可能性が高いです。
診療完了後の生命保険加入について
治療が終了して医師より「診療完了」と診断された場合は生命保険も無条件加入となります。
当サイトでは死亡保険を(終身保険・定期保険・収入保障保険)別に評価項目に基づきランキング作成をしています。死亡保険をご検討の方は是非参考にしてみてください。
がん保険の加入について
がん保険は基本的にがんに関連する項目のみが告知事項の為「がん」や「上皮内新生物」の疑いやその可能性が否定されている場合は申し込みが可能です。
がん保険に関してはアレルギー性気管支炎の方でも診療有無に関わらず加入可となります。
医療保障として心配するものが「がん」という方もいますので、がん治療のみに特化した単体の「がん保険」がご自身の希望に合っている場合もあります。
その他の保険とのバランスも考えながら是非ご検討ください。
介護保険の加入について
介護保険は医療保険や生命保障と類似した告知書への健康状態の記載が一般的でアレルギー性気管支炎の場合はやはり診療中の状況では加入不可となる可能性が高いです。
診療完了後であれば特に問題なく加入可となります。
各種保険会社が扱う介護保険もこちらでおすすめを紹介しています。
引受基準緩和型医療保険の加入について
アレルギー性気管支炎の方でも診療完了後であれば保険加入は出来ます。
ただし、治療が長期に渡り診療完了の見通しが立たない場合は持病がある方でも入れる「引受基準緩和型保険」も検討する事になります。
限定告知型とも言われるように主に3つ程度の告知内容に該当しなければ加入が可能です。
通常の医療保険や生命保険に比べると保険料が割高というイメージがありますが、現在では各社より商品開発が進んでおり特約(オプション)の選択肢が豊富であったり、保険料も大差がないレベルになりつつあります。
引受基準緩和型医療保険はこちらでランキング形式にて紹介しています。
また引受基準緩和型死亡保険も同様にランキングでの紹介をしています。
このページのまとめ
アレルギー性気管支炎の方の保険加入ではがん保険以外は
- 診療中=加入不可
- 診療完了後=加入可
という審査基準が一般的ではないかと考えます。
診療完了の見通しが立たない場合は引受基準緩和型保険も選択肢に含めて保険選びを検討する事になりますがいずれも契約者のニーズに合わせた保険選びは可能です。
仮に現在加入中の保険会社では
「現在の保険を継続するしかない」
と言われている事があったとしても、それはその保険会社のみの判断である可能性も考えられます。
先述しているように診療状況別に他社では問題無く乗り換えや新規加入が可能になるケースがあります。
昔のように一社のみの保険会社だけではなく現在は複数の保険会社、保険商品の中からご要望に合わせた保険相談が可能なのでアレルギー性気管支炎のように告知該当がある場合でも、一人で判断せずに保険ショップや訪問型のFP相談サービスなどご都合に合わせて無料相談サービスをご活用ください。