あなたは現在支払っている生命保険の保険料(=掛け金)が高いのか安いのか気になったことはありませんか?
もしくは、新規加入や更新、見直し等で担当者から提示された保険の掛け金が一般的に妥当なのかどうか確認したいと思っているのかもしれません。
そこでこのページでは生命保険における払込保険料の全国平均やご自身にあった適正な保険の選び方について紹介していきます。
ちなみにみんなはいくらの保険金をかけているか?という保障金額を含む必要額の算出についてはこちらで紹介しています。よければ合わせてご確認ください。
男女別年間払込保険料
まず生命保険は加入する方の状況や希望がそれぞれ異なる為、一般的な相場というものが存在しません。それ故にAさんの保険とBさんの保険を比べて高いとか安いという比較ができないのが実際のところではあります。
とは言え、他の人が自分と比べて幾らくらい保険を支払っているのか気になるのも事実だと思います。そこであくまで一つの参考レベルではありますが、「生命保険文化センター」のアンケートを参考に全国平均を確認します。
男性
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
まず男女別の年間の支払保険料で見た場合、男性で平均22.8万円/年。毎月19,000円前後の支払いとなります。
女性
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
女性の場合は年間平均17.4万円。毎月14,500円前後になります。男女共に年齢の分布などは考慮していませんのであくまで参考になります。
世帯での年間払込保険料
出典生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
次に男女それぞれではなく世帯全体での支払っている保険料でみると年間の平均は平均38.5万円。月にすると約32,000円になります。こちらも子育て世帯から夫婦二人暮らしなどなどいろいろなパターンが考えられるので単純な比較はできません。
払っている保険の種類(内訳)について
上記の支払保険料の全国平均と比べてご自身の払っている保険が多いと感じた方も入れば少ないと感じた方などそれぞれかと思います。
ただ実際に重要なのは払っている金額ではなく、その保険料が構成されている保険の種類がどんな内容かという部分になります。
生命保険とは主に以下のような人に関わる保険を指しており、アンケートもこれらすべてを対象としています。
- 死亡保険
- 医療保険
- がん保険
- 学資保険
- 個人年金
- 介護保険
掛け捨てか積み立てか
更に踏み込むとその保険は掛け捨てなのか。それとも積み立てなのかという事で大分変ってくるかと思われます。
上記でも、学資保険や個人年金は積立タイプである事がほとんどですし、死亡保険も種類によって掛け捨てと積み立てに別れます。
ご自身が支払っている保険が平均と比べて多いという場合でも、最終的に支払った保険料のうち、その多くが戻ってくる積み立て型の保険であればそれは保険という名前であったとしても「貯金」的な意味合いもあるかと思います。
もしくは平均と同じくらいでも、契約してる保険は全て掛け捨てなので改めて見直し等を検討したいと感じたかもしれません。
生命保険を最適化する為に
いずれも契約時の年齢や保険期間、保険の種類や保障内容によっても異なる為、それぞれ最適な保険は変りますが改めて保険を支払っている方がその契約内容をしっかり把握して納得できている状況が理想です。
必要な保障の整理
保険が最適化されているかを判断するには例えば加入している保険の内容を理解した上で改めて実際に必要と考える保障を整理するのがもっともおすすめです。
死亡保障であれば
の「必要保障額」が適正かどうか。
また病気やケガの保障なども入院日額や特約(=オプション)などを適宜確認する事でご自身にとって最適な保険設計につながるかと考えます。
支払う保険料や保険の内容が気になる方は当サイトも参考にしていただきつつ、複数の保険会社を扱う保険の無料相談サービスなどのご活用もご検討ください。