このページではアフラックの介護保険「スーパー介護年金プランVタイプ」の特徴やデメリットについて解説していきます。
介護保険のジャンルとしては年金タイプの一般的でバランスの取れた商品ですが、当サイトでチェックしている評価項目にあてはめると他社よりも劣る部分が多々あり、結果として評価は高くありません。
いずれも検討している方は他社の介護保険も含めてご確認ください。
「スーパー介護年金プランVタイプ」の主な特徴
※2017年11月時点の情報です。
初めに「スーパー介護年金プランVタイプ」の主な特徴をまとめます。
- 契約可能年齢が18歳から
- 支払条件に公的介護保険制度の連動無し
- 介護年金の受取期間を10年or終身選択可能
- 介護状態から快方に向かい支払条件を外れたら保険料支払が再開
「スーパー介護年金プランVタイプ」はこんな人におすすめ
- オーソドックスな介護保険を検討している人
- 若いうち(18歳~)から介護保険に加入したい人
- 公的介護保険制度の非連動型の介護保険を探している人
「スーパー介護年金プランVタイプ」の評価は
合計スコア:10点
当サイトにておすすめする介護保険の評価項目において「スーパー介護年金プランVタイプ」は標準的な評価の一つになります。
ランキングでは更に手厚い介護保険も多数存在します。
介護一時金・年金の受取条件 | 点2 |
介護年金の受取期間と2回目以降の条件 | 点3 |
死亡保障の有無 | 点3 |
払込免除 | 点2 |
介護一時金・年金の受取条件
所定の要介護状態or認知症状態に該当する事で給付金の受取条件を満たしますが、他社の介護保険のように公的介護保険制度の要介護区分は支払条件に含まれず、範囲が狭いです。
介護年金の受取期間と2回目以降の条件
要介護状態が継続する事を条件に最長10年間のみの支払となり、他社では終身受取を謳っているタイプある事を踏まえると短いです。
死亡保障の有無
保険料払込期間中に介護状態にならずお亡くなりになった場合はそれまで支払った保険料相当分。
死亡保険金額逓増期間満了後(65歳等)は基準介護年金額と同等が死亡保険金として遺族に支払われます。
払込免除
介護年金または高度障害年金が払われている間は、免除されます。ただし、保険料払込期間中に支払事由に該当しなくなった場合は、以後の保険料が必要になります。
その他の介護保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。

引き続き「スーパー介護年金プランVタイプ」の詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
「スーパー介護年金プランVタイプ」の詳細
上記の図のように死亡保険金額逓増期間満了後に関しては4つのプランから一つを選択する介護保険になります。
商品名 | スーパー介護年金プランVタイプ |
保険会社 | アフラック |
タイプ | 年金タイプ(一時金有り) |
契約可能年齢 | 18歳~60歳 |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
保険料払込方法 | 口座振替・カード払 |
保険料払込回数 | 月払/半年払/年払 |
「スーパー介護年金プランVタイプ」の参考保険料
男性保険料(20歳) | 3,420円 |
男性保険料(30歳) | 4,224円 |
男性保険料(40歳) | 5,478円 |
男性保険料(50歳) | 7,554円 |
男性保険料(60歳) | 11,298円 |
女性保険料(20歳) | 4,272円 |
女性保険料(30歳) | 5,304円 |
女性保険料(40歳) | 6,870円 |
女性保険料(50歳) | 9,468円 |
女性保険料(60歳) | 14,412円 |
保険料算出の条件
- 基準介護年金額:60万円
- 保険料払込期間:終身
- 死亡保険金額逓増期間満了年齢:満65歳
給付金の受取条件(所定の介護状態)や基準年金額や受取期間
介護一時金・年金の受取条件 | 継続して180日以上、所定の要介護状態 or 認知症による介護状態が3カ月継続 |
基準介護一時金額 | 60万円 |
基準介護年金額 | 60万年 |
介護年金の受取期間 | 10年or介護状態が続く限り一生涯 |
死亡給付金 | 基準介護年金額と同額 |
払込免除 | 介護年金または高度障害年金が払われている間は、免除。ただし、保険料払込期間中に支払事由に該当しなくなった場合は、以後の保険料が必要 |
「スーパー介護年金プランVタイプ」の指定する所定の要介護状態について
所定の介護状態
(1)の介護状態が180日以上継続or(2)の認知症状態が3カ月以上継続
(1)常時寝たきりでベッド周辺の歩行ができない+次の2項目以上に該当
- 衣服の着脱が自分ではできない
- 入浴が自分ではできない
- 食物の摂取が自分ではできない
- 排泄後の拭取り始末が自分ではできない
(2)医師の資格を持つ者により、「器質性認知症」と診断確定され、意識障がいのない状態で意識障害のない状態で、次のいずれかの見当識障害があること
- 常時、季節または朝、真昼、夜のいずれかの認識ができないこと
- 今住んでいる自分の家または今いる場所の認識ができないこと
- 日頃接している家族または日頃接している周囲の人の認識ができないこと
「スーパー介護年金プランVタイプ」のメリットやデメリット
「スーパー介護年金プランVタイプ」は評価項目のポイントでも平均的で特別優れている箇所があるわけではありません。
唯一上げるとすれば、契約からの年齢が18歳から加入できるという部分になります。他社の介護保険では40歳~が一般的です。
介護保険を探していてアフラックの「スーパー介護年金プランVタイプ」を検討している。もしくは提案されている場合はどうしてもこちらの介護保険でないといけない理由がない限りには先述している介護保険ランキングも参考にしていただき、複数の保険会社を比較した上で検討していただくのがおすすめです。