保険相談をするのであればFP資格を持つファイナンシャルプランナーがおすすめです!
と言われても
と思われる方も多いかと考えます。
確かに保険は金融庁管轄の金融商品なので契約内容、年齢、性別に応じた保険料が設定されており、誰に相談しても掛け金は同じです。
保険を取り扱うプレイヤーは多数存在しており、一社専属の保険会社に所属する保険外交員から保険ショップのスタッフ、銀行の窓口販売スタッフ等々、様々ですが特定の保険ショップや担当者に相談すれば割安で保険契約が出来るみたいな事はありません。
それでもファイナンシャルプランナーを保険相談の担当者におすすめするには主に3つの理由があります。
という部分が上げられます。
これから保険相談を予定している人や、現在特定の保険会社の担当者に相談している方で見直しなどを検討している場合は是非参考にしてみてください。
ファイナンシャルプランナーとは
ファイナンシャルプランナーとは国家資格である「FP技能士」、もしくは民間資格である「AFPまたはCFP」を保有するお金全般の知識を備えた専門家を指します。
具体的には以下6つの分野が守備範囲となります。
保険相談というのは広義の意味ではお金全般に対しての問題であり、解決するには保険の知識だけではなく上記の分野を交えた提案が必要になる事も在り得ます。
そこで様々な金融知識と相談経験をもつファイナンシャルプランナーが現在、保険相談の担当者として最もおすすめいうわけです。
保険の営業(販売)をするには
なお保険の営業をするだけであればFP関連資格の取得は不要で生保一般課程試験(生保募集人試験)にのみ合格すれば営業=募集活動が可能となります。
生保一般課程試験は事前の問題集などをある程度行えば、間違いなく合格できる内容であり、より深い金融知識や経験を有していると判断する事は出来ません。
生命保険業界の共通教育制度としては「一般過程試験」→「専門課程試験」→「応用過程試験」→「生保大学課程試験」とステップがありますが新卒入社などで保険の販売員として大量採用される国内の大手保険会社などでは、会社によっては生保一般課程試験(生保募集人試験)のみの実施で終了という事もあります。
ただしファイナンシャルプランナーの場合は「生保大学課程試験」まで合格してるケースも多々あります。
資格があれば必ずしも優秀な担当者であると言い切る事は難しいですが、誰でも合格できる試験のみので知識の習得が止まっている保険外交員よりも深い知識や経験を必要とする生保大学課程試験やFP資格を保有しているファイナンシャルプランナーの方がより満足度の高い保険相談に繋がる可能性があります。
保険相談にファイナンシャルプランナーをおすすめする3つの理由
ファイナンシャルプランナーは保険を取り扱うプレイヤーの中でのより沢山の知識や経験を持ち合わせている事は先述の通りですが改めておすすめできる主なポイントをまとめると3つのポイントが上げられます。
- 複数の保険会社を比較検討できる
- 担当者が一定以上の知識と経験を持っている
- 相談する場所を自由に選べる
複数の保険会社を比較検討できる
一社専属の保険外交員の場合は基本的に自社の保険商品しか提案する事が出来ないのに対して複数の保険会社の商品を取り扱う乗合代理店のファイナンシャルプランナーであれば複数の保険会社の商品の中から相談者に合ったプランを提案する事が可能です。
もちろん複数社の比較検討は保険ショップなどでも可能ですがポイントはやはり「相談者に合ったプラン」というのが重要でこの部分をしっかりと要望を汲み取り具体的な提案に繋げるには経験豊富なFPが最適と言えます。
※保険ショップのスタッフにもFP資格保有者は存在します。
担当者が一定以上の知識と経験を持っている
ファイナンシャルプランナーは生保業界内部の最上級資格である「トータル・ライフ・ コンサルタント:TLC(生保協会認定FP)」の称号を保有している販売員が多いです。
TLCは先述した生命保険業界の共通教育制度である
- 生保一般課程試験
- 生保専門課程試験
- 生保応用過程試験
- 生保大学過程試験
を経てその称号が与えられます。
入社してすぐに受験、合格できる一般過程試験以降はおおよそ次の試験までに半年程度の間隔があり、生保大学課程試験に関しては全部で6科目を半年毎に1回2科目。ストレートで合格しても1年半を必要とします。
つまりTLCを取得するにも大体2年半~3年以上の業界経験が必要となります。
またFP資格に関してもFP技能士を例に挙げると3級から始まり1級を頂点として2級、1級に進むには厳しい受験資格を必要とします。
FP技能士の階級別受験資格
FP技能士 | 受験資格 |
---|---|
1級 | ※いずれかの条件を満たしている事
|
2級 | ※いずれかの条件を満たしている事
|
3級 | FP業務に従事している者または従事しようとしている者 |
これらの資格が保険相談に必ずしも必要というわけではありませんが、より専門的な知識を持ち合わせている方が結果として相談する方にとってプラスになる可能性は高いです。
加えて、日々複数ある保険商品の内容を横断的に把握し、相談者の状況に合わせて提案を行っている事を踏まえれば、複数商品を取り扱う保険代理店に所属するファイナンシャルプランナー(FP)は業界の中では高い知識レベルを有してると言えます。
相談する場所を自由に選べる
保険無料相談サービスは大きく来店型の保険ショップとファイナンシャルプランナーが相談者の希望する場所に訪問してくれる訪問型に分類する事が出来ます。
FP訪問型サービスはご自宅に訪問するイメージが強いですが、実際にはご自宅以外にも勤務先やご自宅近くの喫茶店やファミレス等を相談場所とするように相談場所を自由に選ぶ事も可能です。
日時の希望も合わせられる
また日時も相談者の希望に可能な限り合わせる事が可能なので、土日祝や仕事終わりなど保険ショップであれば営業時間が終了してしまうような時間帯でも対応するファイナンシャルプランナーの時間が許す限り自由に保険相談の日時調整が可能です。
このページのまとめ
保険相談を大きく左右するのは相談相手である担当者と言っても間違いありません。
担当者自身が優秀な方であれば国内保険会社の保険外交員であれ、保険ショップのスタッフであれ問題ありません。
中でもファイナンシャルプランナーをおすすめする理由としては客観的な情報としてより知識を必要するFP資格を保有している事や経験を持ち合わせている事。
更に保険無料相談サービスのファイナンシャルプランナーであれば複数の保険会社の商品から最適な商品を比較検討する事ができ、おすすめと言えます。
当サイトでは多数あるFP訪問型の無料相談サービスの中でも厳選したおすすめも紹介していますので保険相談を予定している方は是非参考にしてみてください。