あなたは太陽生命の学資保険「わくわくポッケ」への加入を検討してはいませんでしょうか?
もしくは営業担当者から「わくわくポッケ」をおすすめされているかもしれません。
「わくわくポッケ」は払込免除特則が標準付帯の学資保険ですが更に「こども保険総合保険料払込免除特約」を付加すると、以下の状態でも払込が免除となる手厚い学資保険になります。
- 三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中の所定の状態)
- 所定の働けない状態
- 身体障害状態
- 疾病障害状態
ただし、当然保障部分に保険料が使われる為、返戻率は大幅に低下します。
学資保険は保険会社各社より沢山の商品が出回っている事もあり複数社を比較検討しながらご自身のニーズにあった商品を選択する事が可能です。
そこでこのページでは太陽生命の学資保険「わくわくポッケ」についてその特徴やメリットデメリットについての解説。
更に当サイトでの独自評価基準に基づくランク付けを行い、他社の学資保険と比較した客観的な評価も紹介しています。
太陽生命の学資保険を検討している方はもちろん、学資保険全般を検討してる方も是非参考にしてみてください。
わくわくポッケの主な特徴
まず初めにわくわくポッケの主な特徴を以下にまとめていきます。
- 手厚い保障となる特約が用意されている
- 返戻率は低い
- 学資保険だけど元本割れする
- 初回のみクレカ払い可能
- 最少払込年齢が15歳
特徴からして貯蓄型の学資保険ではありません。
わくわくポッケはこんな人におすすめ
- 学資保険に手厚い保障を付けたい人
- お子さんにも医療保障を追加したい人
- 返戻率は気にしない人
わくわくポッケの返戻率(契約シュミレーション)
契約者を男性30歳、お子様0歳として算出しています。
受取総額 | 250万円 |
払込期間 | 15歳 |
月額保険料 | 21,620円 |
累計払込保険料 | 3,748,320 |
返戻率 | 66.70% |
払込免除特則 | 有り |
支払回数 | 月払 |
保険料メモ 契約者:男性30歳 お子様:0歳 |
II型20歳満期 ・就業不能保障付育英年金特約:基本育英年金額120万円 ・こども保険入院特約(60日型):入院給付金日額5,000円 ・こども保険手術特約:10万円(外来手術は2万5千円) ・こども保険医療一時金特約:入院一時金額30,000円 ・こども保険総合保険料払込免除特約 |
「わくわくポッケ」の返戻率は公式サイトで確認できるモデルケースだと66.7%と他社の学資保険と比較しても大分低めと言えます。
モデルケースでは「就業不能保障付育英年金特約」や「こども保険入院特約」が付加されている為、どうしても返戻率は下がります。
貯蓄型の学資保険ではないのでしょうがないですが、払った保険料以上により多くの教育資金を受け取りたいという方は他社の学資保険もご参考ください。
その他の学資保険に関しても返戻率の高い順にランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
引き続きわくわくポッケの詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
わくわくポッケの評価は
合計スコア:9点
当サイトにておすすめする学資保険の評価項目においては9点となり、「わくわくポッケ」は一般的な学資保険の一つと言えます。
クレジットカード払い | 点2 |
払込免除 | 点2 |
払込最少年齢(最小期間) | 点3 |
払込期間(パターン) | 点2 |
合計スコア | 9 |
その他の学資保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
わくわくポッケの詳細
保険会社 | 太陽生命 |
両親の契約可能年齢 | 18歳~65歳 |
お子様の契約可能年齢 | 20歳満期:0歳~10歳 22歳満期:0歳~12歳 |
出生前加入特則 | 出生予定日140日以内 |
申込方法 | 対面 |
払込回数(口座) | 月払・半年払・年払 |
育英年金 | 就業不能保障付育英年金特約、育英年金特約 |
祝金据置 | 可能 |
クレジットカード支払の選択有無
保険料の支払方法をクレジットカードにする事でポイント還元やマイルが貯まるといったメリットがある為、クレジットカード対応の保険が好まれるケースが多いです。
ただし全ての保険会社がクレジットカードに対応しているわけではなく、月払いのみ対応や、初回のみといった制限がある場合もあります。
※学資保険に限った話ではありませんが、保険料の支払回数を少なく(月払いよりも年払い等)することで、保険料が割引されます。
わくわくポッケは残念ながら初回払込のみクレジットカード対応ですが、2回目以降の保険料は口座引落になります。
払込免除の選択有無
学資保険に加入される方の目的はお金を貯める事がほとんどですが、払込免除特則(or特約)を付加する事で契約者に万が一(死亡するか高度障害状態)があった場合でも以後の保険料を払わなくても祝金や満期金が受取れるます。
ただし満期金の100万円~300万円程度では残された遺族の生活費や学費はカバーでき無い為、死亡保障は別に生命保険を検討するのが一般的です。
必要保障額についてか下記のページでも解説していますので気になる方は併せてご確認ください。
そこで学資保険の中には契約者の利便性を重視した払込免除特則の付加を選択可能とするタイプと、強制付加のタイプが存在します。
わくわくポッケは払込免除特則が標準付帯となる為、契約者側に選択権はありません。
払込最少年齢と払込期間のパターン
学資保険の保険料を払込む期間(=積立期間)は一般的にお子さんが高校を卒業して大学や専門学校に入学するタイミングである17歳or18歳までという事が多いです。
ただし短期払いであればお子さんが5歳や10歳までの間に保険料を集中して払い終える事で支払う保険料の総額が18歳まで払うよりも少なく出来るというメリットがあります。
一方で払込期間が短くなれば当然、払込期間中の毎月の支払保険料額は大きくなりご家庭によってはこの保険料が大きな負担になる事も十分あります。
わくわくポッケでは満期金の受取年齢に応じて2パターンの払込期間が用意されています。
- 20歳満期:15歳まで
- 22歳満期:18歳まで
わくわくポッケのメリットやデメリット
わくわくポッケは他社の学資保険に比べてユニークな特約が用意されています。
契約者向けの保障としては通常の払込免除特則に加えて、就業不能状態や三大疾病による所定の状態を保障するもの。
お子様に関しても医療保険を特約として付加できるようなイメージです。
学資保険の中にその他の保障もまとめて組み込みたいという人には一定のメリットと言えます。
ただし当然ですがこれらの特約を付加すればそれだけ保険料が上がり返戻率の低下につながります。
また学資保険の特性上、保障期間はお子さんが満期金を受け取る18歳や22歳までとなる為、いずれの特約による保障も一定期間までとなり終身保障ではないというのがデメリットとも言えます。
以上の事を踏まえて、わくわくポッケを含めた学資保険を検討される場合は契約を予定している両親の年齢とお子様の年齢。
更に将来どれくらい貯めたいかという具体的な金額をベースに複数の学資保険で見積もりシュミレーションを行う事がおすすめです。
保険会社毎にパンフレット等の資料請求をするよりも複数の保険会社の学資保険を取り扱う最寄りの保険ショップや自宅に訪問してくれるファイナンシャルプランナーを活用する方がおすすめです。
相談はもちろん、複数の学資保険を一括シュミレーションも無料で行う事が可能です。
当サイトの学資保険ランキングも参考にしつつ、保険の無料相談サービスも前向きにご検討ください。