マニュライフ生命の「こだわり収入保障(無解約返戻金型)」の特徴としてメリットやデメリットを解説していきます。
非喫煙体割引が比較的割安な保険料を実現しており、サイト内の「非喫煙者」ランキングでは3位に上がります。ただし女性の場合は標準体の収入保障保険の方がお得だったりもするのであくまで男女の平均保険料の結果になります。
「こだわり収入保障」の主な特徴
まず最初に、「こだわり収入保障」の主な特徴をピックアップしています。
- 健康体の基準にBMIが問われない(血圧値のみ)
- 非喫煙体割引ではランクインするものの注意が必要
- 非喫煙+健康体割引は平均的な保険料水準
- 三大疾病払込免除特約の条件は厳しめ
- 契約可能年齢は20歳~60歳
- 保険期間、支払期間は50歳満了~70歳満了(1歳単位で調整可)
- 支払回数は口座・クレカ共に月払・半年払い・年払い選択可
「こだわり収入保障」は対面での申し込みを必要としますが、収入保障保険は年齢やプランによって掛け金の順位が保険会社単位で入れ替わる商品です。ご検討中の方であれば、複数の保険商品を比較検討できる独立系FPによる無料相談サービスか保険ショップでの相談が最もおすすめです。
当サイトでおすすめしている無料相談サービスはトップページにてまとめていますので良ければご確認ください。
更に詳細もまとめていますのでご興味がある方は続けてご確認ください。
保険金額・支払保障期間・払込免除
年金月額 | 月額5万円~(1万円単位) |
支払保証期間 | 2年間または5年間 |
三大疾病払込免除特約など | がんの診断or急性心筋梗塞・脳卒中は60日以上の労働制限または所定の後遺症 |
20歳・30歳・40歳の標準体の保険料
加入時の年齢が20歳・30歳・40歳にて保険料を確認しています。
※保険料比較の為のプランは以下の項目で算出しています。
- 年金月額10万円
- 標準体料率
- 保険期間、支払い期間は60歳満了
- 支払保証期間2年
※公式サイトやパンフレットを参考
男性 | 女性 | |
20歳 | 3,570円 | 2,400円 |
30歳 | 3,620円 | 2,570円 |
40歳 | 4,340円 | 2,880円 |
健康体割引or非喫煙割引との保険料比較
「こだわり収入保障」には標準体・非喫煙体・非喫煙+健康体の3つが準備されています。
割引の流れは
標準体
↓
非喫煙者割引
↓
非喫煙者+健康体
という風にタバコの喫煙有無が最初に来て、更に健康かどうかという流れになります。
タバコは吸っているけど健康状態は良好という場合でも割引はありませんので注意が必要です。
男性の保険料比較
男性(標準体料率) | 男性(非喫煙+健康体料率) | 割引率 | |
20歳 | 3,570円 | 無し | 無し |
30歳 | 3,620円 | 2,500 | 31% |
40歳 | 4,340円 | 2,700 | 38% |
女性の保険料比較
女性(標準体料率) | 女性(非喫煙+健康体料率) | 割引率 | |
20歳 | 2,400円 | 2,040 | 15% |
30歳 | 2,570円 | 2,110 | 18% |
40歳 | 2,880円 | 無し | 無し |
※「無し」は保険料の算出ができない年齢×プランになります。
割引の基準値
珍しいのが健康体割引の基準にBMI(ボディマスインデックス)が含まれません。一般的には【BMI18.0~27.0】の範囲かどうかを基準にするケースが多いですが、血圧値のみになります。
BMI | 無し |
血圧 | 最低90mmHg未満/最高140mmHg未満 |
非喫煙基準 | 1年以上の禁煙+コチニン検査 |
※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※血圧値は健康診断等、医師の診査結果である必要があります。
コチニン検査についてはこちらでも紹介しています。
「こだわり収入保障」のメリットやデメリットについて
「こだわり収入保障」の特徴としてメリットやデメリットを解説していきます。
メリット1:男性の非喫煙体割引は3位にランクイン
20歳の保険料算出ができないのでいまいちですが、男性30歳、40歳では非喫煙体ランキングにて3番目の割安保険料を実現しています。ただし女性に関しては非喫煙割引よりも標準体の収入保障保険の方が割安でした。
女性の場合はタバコを吸わないとしても標準体のランキングをご確認ください。
メリット2:健康体割引に「BMI」が含まれない
通常、健康体割引を用意している収入保障保険では「BMI」&「血圧値」はセットで両方ともクリアする必要がありますが、「こだわり収入保障」は「血圧値」のみになります。
血圧は最高140最低90の範囲内でもBMIは18~27を超えてしまうという方にはぴったりの条件です。
メリット3:30歳男性であれば「非喫煙+健康体割引き」は4番目の安さ
上記のBMIで引っかかってしまうという方が限定ですが、30歳の男性では「非喫煙+健康体割引き」は4番目に安い保険料でした。トップ3に関しては当然BMIや血圧値も更に厳しくなっていますので健康診断の数値で引っかかってしまう人は「こだわり収入保障」を確認してみるのも良いかと考えます。
デメリット1:三大疾病払込免除特約の条件が厳しい
特定疾病保険料払込免除特約として三大疾病時に以後の払込免除になりますが、こちらの条件は昔からある三大疾病保障の60日ルールになります。「がん」は悪性新生物(上皮内新生物は対象外)。急性心筋梗塞・脳卒中に関しては60日以上の労働制限や後遺症の継続という三大疾病払込免除特約の条件としては現状最も厳しい条件になります。
デメリット2:標準体の保険料は高めの設定
標準体の保険料は全体の平均値よりも高めの設定になります。特段なにかユニークな保障がされるわけではないので、当サイトでチェックしている年金月額10万円で60歳満了のプランでは他社の収入保障保険も比較する事をおすすめします。
このページのまとめ
健康体割引の基準にBMIが含まれないのはありがたいかもしれませんが、結果として「非喫煙体割引」ではランク外になってしまっています。その他三大疾病払込免除の条件は最も厳しい部類にはいるので検討している方は当サイトで紹介してる収入保障保険ランキングもぜひご確認ください。
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