あなたはお子様の教育資金の準備としてフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」への加入を検討してはいませんでしょうか?
もしくは営業担当者から「みらいのつばさ」をおすすめされているかもしれません。
現在一人目のお子さんがフコク生命の学資保険に加入している事からお二人目のお子さんも同じところでと考えられているかもしれません。
事実、「みらいのつばさ」には兄弟割引というユニークな制度があり、お子さまの兄弟姉妹が先に学資保険に加入した状態で契約者(両親どちらか)が同一であれば二人目の保険料が割引されます。
具体的には
満期保険金額10万円につき、10円/月の割引
となります。満期保険金額が100万円というモデルケースであれば毎月100円の割引がされる事になります。
学資保険の返戻率(戻ってくるお金の率)を追求する方であれば各社数%の返戻率争いとなる為、魅力的な割引と言えます。
とは言え、学資保険に関しては保険会社各社より沢山の商品が出回っている事もあり複数社を比較検討しながら最終的な選択する事が重要です。
そこでこのページではフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」についてその特徴やメリットデメリットについての解説。
更に当サイトでの独自評価基準に基づくランク付けを行い、他社の学資保険と比較した客観的な評価も紹介しています。
フコク生命の学資保険を検討している方はもちろん、学資保険全般を検討してる方も是非参考にしてみてください。
「みらいのつばさ」の主な特徴
まず初めに「みらいのつばさ」の主な特徴を以下にまとめていきます。
- 短期払いの返戻率は高め
- 兄弟割引の制度有り
- 保険料の最小払込年齢が11歳
- 主に2パターンの受取を選択可能
- クレジットカード支払い無し
「みらいのつばさ」はこんな人におすすめ
- 兄弟共にフコク生命に加入した人
- 保険料を短期間で払い終えたい人
- 払込免除特則を付加したい人
- 保険料は口座引落で良い人
「みらいのつばさ」の返戻率(契約シュミレーション)
契約者を男性30歳、お子様0歳として算出しています。
受取総額 | 210万円 |
払込期間 | 17歳 |
月額保険料 | 9,614円 |
累計払込保険料 | 2,074,680円 |
返戻率 | 101.2% |
払込免除特則 | 有り(標準付帯) |
支払回数 | 月払 |
保険料メモ 契約者:男性30歳 お子様:0歳 |
ステップ型 兄弟割引なし 満期保険金額:100万円 |
「みらいのつばさ」の返戻率は101.2%とギリギリ100%超える状況です。
シュミレーションは月払なのでこれを半年または年払いに変更する事で返戻率の改善につなげる事が可能です。
また払込期間を17歳から11歳までの短期払いにする事で返戻率は101.2%から104.8%へ上昇します。
ただし、払込免除特則はいずれの契約も標準付帯として取り外すことはできない為、払込免除特則による返戻つの改善は見込めません。
その他の学資保険に関しても返戻率の高い順にランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
引き続きみらいのつばさの詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
「みらいのつばさ」の評価は
合計スコア:9点
当サイトにておすすめする学資保険の評価項目においては9点となり、「みらいのつばさ」は標準的な学資保険の一つになります。
クレジットカード払い | 点1 |
払込免除 | 点2 |
払込最少年齢(最小期間) | 点3 |
払込期間(パターン) | 点3 |
合計スコア | 9 |
その他の学資保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
「みらいのつばさ」の詳細
保険会社 | フコク生命 |
両親の契約可能年齢 | プラン、性別により異なる |
お子様の契約可能年齢 | 0~7歳 |
出生前加入特則 | 出生予定日140日以内 (医療保険(16)をパックすることができません) |
申込方法 | 対面 |
払込回数(口座) | 口座振替(月払、半年払、年払)、振込用紙(年払) |
育英年金 | 無し |
祝金据置 | 可能 |
祖父母を契約者とする場合 | 被保険者(お子さま)と同居、かつ被保険者を扶養していることが証明できる書類等の提出がある場合は、親権者の同意を得たうえで加入可能。 |
クレジットカード支払の選択有無
学資保険でもクレジットカード払いにする事でポイント還元やマイルが貯まるといったメリットが考えられます。
ただし保険会社によっては銀行口座での自動引き落としにしか対応していないケースがあり、「みらいのつばさ」も残念ながらクレジットカードには未対応となります。
払込免除の選択有無
学資保険に加入される方の目的はお金を貯める事がほとんどですが、払込免除特則(or特約)を付加する事で保障が含まれます。
ただしここで保障されている金額は契約プランにもよりますが、満期金として将来受け取るであろう100万円~300万円程度の期間限定の保障という事が一般的で、当然この程度では遺族の必要保障額を満たしてはいません。
払込免除特則を外すせば保障の分だけ保険料を下げる事ができ最終的な返戻率の改善に繋がるのですが「みらいのつばさ」は払込免除特則が標準付帯なので、契約者の意思で選択する事ができません。
必要保障額については下記のページでも解説していますので気になる方は併せてご確認ください。
払込最少年齢
学資保険の保険料を払込む期間(=積立期間)は一般的にお子さんが高校を卒業して大学や専門学校に入学するタイミングである17歳or18歳までという事が多いです。
ただし学資保険の中には短期払いに対応しているものがあり具体的にはお子さんが5歳や10歳までの間に保険料を集中して払い終える事で支払う保険料の総額が18歳まで払うよりも少なく出来るというメリットがあります。
「みらいのつばさ」では最小払込年齢に11歳が用意されており、短期払いではある程度、高めの返戻率が見込めます。
「みらいのつばさ」のメリットやデメリット
最後に「みらいのつばさ」のメリットやデメリットをまとめます。
メリット
具体的な算出をする必要がありますが、兄弟割引に該当する方は大幅な返戻率の改善につながる可能性が高いです。
上のお子さんがフコク生命の学資保険に加入している状況であれば二人目のお子さんのシュミレーションをおすすめします。
デメリット
デメリット部分は払込免除特則が標準付帯で選択できない点やクレジットカード支払が未対応といった点で、学資保険としての利便性が若干弱いかと考えます。
このページのまとめ
以上が「みらいのつばさ」の詳細なまとめになります。各社が取り扱う学資保険との中では「兄弟割引」がポイントになるかと思われます。
いずれにしても学資保険を検討される場合は契約を予定している両親の年齢とお子様の年齢。
更に将来どれくらい貯めたいかという具体的な金額をベースに複数の学資保険で見積もりシュミレーションを行う事がおすすめです。
保険会社毎にパンフレット等の資料請求をするよりも複数の保険会社の学資保険を取り扱う最寄りの保険ショップや自宅に訪問してくれるファイナンシャルプランナーを活用する方がおすすめです。
相談はもちろん、複数の学資保険を一括シュミレーションも無料で行う事が可能です。
当サイトの学資保険ランキングも参考にしつつ、保険の無料相談サービスも前向きにご検討ください。