このページでは朝日生命の7大疾病一時金保険「スマイルセブン」の特徴やデメリットを解説していきます。
カテゴリーでは「診断金メインの終身がん保険」にしていますが、正確にはがんの診断金を含む7大疾病の一時金に特化した保険です。
診断給付金の支払間隔が2年毎から1年毎に短縮され、払込免除の条件に上皮内新生物も加わるなど保障内容がよりおすすめになっています!
当サイトの診断給付金メインのがん保険カテゴリーでは最もおすすめのがん保険として評価していますの気になる方はこちらをご確認ください。
「スマイルセブン」の特徴
がん含む7大疾病の一時金を強化した保険
「スマイルセブン」はがん保険ではなく7大疾病一時金保険になる為、
- 三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)
- 生活習慣病(慢性腎不全・肝硬変・糖尿病・高血圧性疾患)
に幅広く対応した保険になります。
保障範囲が拡大する事で保険料が大幅にアップするかと思いきや、あくまで一時金をメインとしている事もあり、その他の診断金メインのがん保険と比べても大差がありません。というよりも「スマイルセブン」の方が対処範囲が広い分、割安になります。
2大疾病(急性心筋梗塞・脳卒中)の支払も緩和
では対象範囲が広く、保険料もがんのみを保障するがん保険と大差ないという事であれば支払の条件が厳しいのではないかとなるのですが、そうでもありません。
三大疾病の内、急性心筋梗塞・脳卒中に関しては支払条件に所謂60日ルールかそれ以外かで変わってきますが、「スマイルセブン」の場合は「治療のための入院を開始、または手術」の時点で給付対象となります。
がん以外の病気でも払込免除
三大疾病払込免除特約などは最近の医療保険でも扱いがありますが、「スマイルセブン」では該当する7大疾病でも払込が免除となる特約を付加する事が可能です。
この辺り他社と比べてもかなり手厚い保険と言えます。
こんな人におすすめ
代表的な7大疾病の診断一時金を2年毎に回数無制限で受け取れ、以後払込免除の特則も付加する事が可能という保険です。
がん以外に比較的心配する病気を対象に治療行為ではなく、診断時にまとまった給付金を受け取りたいという人にはおすすめです。
「スマイルセブン」の評価は
合計スコア:18
当サイトにておすすめするがん保険の評価項目においては18ポイントとなります。
がん含む特定の7大疾病の一時金に特化した保険ですが、保険料の割高感はなくおすすめです。
当サイトのがん保険の評価項目に「通院保障強化」が含まれるのでその保障が用意されていない分、スコアを下げていますが、あくまで診断金メインのがん保障と取ればおすすめの保険です。
料金 | 点3 |
払込免除 | 点4 |
上皮内新生物強化 | 点5 |
診断給付金強化 | 点4 |
通院保障強化 | 点2 |
「スマイルセブン」を含め、終身タイプ、定期タイプ、診断給付金メイン等種類別の「がん保険おすすめランキング」をこちらで紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
以下の記事にて更に詳細もまとめていますのでご興味がある方は続けてご確認ください。
主契約の保障内容
項目 | 保障内容等 |
7大疾病一時金 | 所定の7大疾病で一時金。 2年に1回を限度(回数制限無し) 30万~500万円まで加入可 |
特約の保障内容
項目 | 保障内容等 |
7大疾病初回一時金 | 所定の7大疾病で一時金。 1回のみ 主契約と合わせて30万~500万円まで加入可 |
がん先進医療給付金 | 先進医療にかかる技術料同額 1回450万円・通算2,000万円限度 がん先進医療見舞金 先進医療給付金×10% |
保険料払込免除特則 | 7大疾病一時金の支払事由に該当した時点で適用 じょう上皮内新生物は対象外 |
20歳・30歳・40歳・50歳・60歳の参考保険料
男性 | 女性 | |
20歳 | 1,598円 | 1,698円 |
30歳 | 2,323円 | 2,253円 |
40歳 | 3,572円 | 3,029円 |
50歳 | 5,675円 | 4,086円 |
60歳 | 9,895円 | 5,865円 |
※保険料比較の為のプランは以下の項目で算出しています。
- 診断給付金100万円
- 払込免除特則付き
- 先進医療特約付き
- 保険期間、支払い期間は終身
保険料の算出は公式サイトやパンフレットを参考にしています。
保障内容は会社単位で微妙に異なります。
保険料払込期間や払込方法など
保険会社 | 朝日生命 |
契約年齢 | 15歳~80歳 |
保険期間 | 診断金メイン終身 |
保険料支払期間(有期払い) | 60歳、65歳、70歳、75歳、80歳、終身 |
口座引落払込方法(回数) | 月払、年払 |
クレジットカード支払方法(回数 | 月払 |
「スマイルセブン」のデメリットについて
- 50代以降は保険料が割高
- 生活習慣病の支払い条件はハードルが高い
- 上皮内新生物は払込免除されない
保障される範囲が広い「スマイルセブン」ですが、その他のがん保障のみの保険と比べると保険料の割安感があるのは20代~40代前半までです。
当たり前ですがやはり50代以降になると生活習慣病の可能性も考慮された設計となり保険料がその他と比べて上がります。
更に生活習慣病としての支払条件は症状が相当悪化した場合が適応になるかと思います。
このページのまとめ
他の方のサイトや情報誌などでも評判が高い「スマイルセブン」です。
確かに特徴を調べてみると通常の診断金メインのがん保険に比べて保障する病気の範囲が広く支払い条件も三大疾病に関しては緩和されている。
この場合、保険料が割高になりがちですが、40代くらいまでは他社と大差なし。大差がないという事は割安と判断できます。
一時金をメインとする保険なので、すでにほかに医療保険やがん保険に加入している方でも治療開始時の保障強化として検討しても良いかと思います。
その他種類別のがん保険のおすすめを以下にてランキングでも紹介していますのでがん保険を探してる方は是非ご確認ください。