楽天生命にて取り扱っている医療保険は3種類あります。
通常の医療保険をシンプルにした「楽天生命スマート2」に対してピンポイントとロングは特約的な役割になる医療保険です。
ただ必ずしも楽天の医療保険に加入している方だけが加入対象というわけではなく、このページで紹介している「楽天生命ロング」もその他の医療保険などに既に加入している方でも組み合わせ次第で有効な医療保障を作成する事が可能です。
楽天生命ロングの特徴
通常の医療保険の場合、一般的には1入院の支払い日数は60日タイプがほとんどです。特約か特則にて倍の120日タイプを選択出来たり、特定の7大生活習慣病などの場合には入院日数を延長したり無制限とするようなプランがほとんどです。
これに対して「楽天生命ロング」では61日以上の入院の場合にはその先1095日まで入院給付金が支払われる医療保険となります。
こんな人におすすめ
現在では昔に比べると入院自体は短期傾向にありますが、これはあくまで統計でしかなく、傷病の重症度によっては長期化する入院も当然可能性はゼロではありません。
- 既に入院日数60日タイプの医療保険加入済みでも長期入院が心配な方
- 短期入院ではなく本当に心配な長期入院のみをカバーしたい方
以上のような方におすすめではないでしょうか。
楽天生命ロングを組み合わせて使う
まず既に60日タイプのような医療保険に加入されている方でも、長期入院を強化したいと考える場合があるかと思います。
この場合例えば60日タイプの医療保険を120日タイプに延長しようとすると、一般的には一度現在の医療保険を解約して新規に入り直しになります。
加入後からすでに年数が経過してる場合は同じ保障内容でも年齢による保険料が上がってしまっている可能性がありますが、この場合であれば「楽天生命ロング」のみを組み合わせで追加するという選択が出てきます。
楽天生命ロングのみで合理的に備える
もう一つの考え方としては、入院自体が全体的に短期化する中で1入院60日程度の入院保障は重視しなくても2か月以上も入院が長期化するような重症には備えておきたいという方に「楽天生命ロング」は他社にはない合理的な医療保険としておすすめできます。
主契約の保障内容
60日超入院給付金 | 入院給付金日額×(入院日数-60日) |
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20歳・30歳・40歳・50歳の参考保険料
参考保険料 | 男性 | 女性 |
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20歳 | 1,150円 | 1,160円 |
30歳 | 1,590円 | 1,600円 |
40歳 | 2,270円 | 2,300円 |
50歳 | 3,340円 | 3,480円 |
保険料払込期間や払込方法など
契約年齢 | 20歳~79歳 |
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入院給付金日額 | 5,000円~15,000円(1,000円単位)で設定可能 |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
保険料払込方法 | 月払い(クレジットカード扱いまたは口座振替扱い) |
「楽天生命ロング」のデメリットについて
- 保険料の支払い回数が月払いのみ
- 保険料支払期間が終身払いのみ
- 自宅療養は対象外
楽天生命ロングに限ったことではなく楽天生命の医療保険は全て保険料は終身払いで60歳払い済みなどの有期払いが選択できません。一定期間で保険料の支払いを終了させたいと考える方には選択肢から外れます。
また支払い回数も月払いのみの選択となり、半年払いや年払い扱いがなく、支払い回数を減らす事による保険料の割引が利用できません。
最後の「自宅療養」に対応していないという部分ですが、61日以上の長期入院をするような重症の場合、必ずしも病院のベッドで入院ではなく、自宅療養などの可能性あります。「楽天生命ロング」はあくまで61日以上の入院が対象となります。
評価項目の基準やおすすめの医療保険ランキングはこちらで確認できます。
https://iryouhokenselect.com/syushiniryouranking
このページのまとめ
シンプルな医療保険である「楽天生命スマート2」が1入院60日タイプであることに対して、特約的な意味合いで「楽天生命ロング」を付加する事が可能です。
また他社の医療保険では入院日数無制限の保障は特定の病気(7大生活習慣病)などに限られるケースが高いことを踏まえると、病気やケガの種類は問わず1095日まで無制限で入院保障が続く「楽天生命ロング」を既存の医療保険などに組み合わせることで長期入院の強化が可能になります。
ただ、長期入院のみの保障ですが、保険料が特別安いわけではないような気もしますので、検討の際は「楽天生命ロング」を組み合わせた場合とその他長期入院をカバーできる医療保険で比較検討する事をおすすめします。