このページではアクサ生命の介護保険「賢者の備え」の特徴やデメリットについて解説していきます!
当サイトでは一時金タイプの介護保険として紹介していますが、介護終身保険とあるように死亡保障が組み込まれた通常の終身保険に介護の保障が付加されていると言っても間違いではありません。
生命保険の終身保険と介護保険を検討している方には非常に合う保険になります。
「賢者の備え」の主な特徴
※2017年11月時点の情報です。
まず初めに「賢者の備え」の主な特徴をまとめます。
- 保障は一生涯
- 180日以上所定の介護状態に該当で支払
- 死亡・高度障害でも給付金受取
- 年金払移行特約により保障の一部or全部をお金で受け取る事が可能
- 20歳~70歳まで加入可能
- 保険料支払期間は歳満了、年満了、終身払、一時払選択可
- 保障額は200万円~2000万円(10万円単位)
- 保険料の引き落としは口座振替のみ
- 支払回数は月払/半年払/年払/一時払より選択可能
「賢者の備え」はこんな人におすすめ
- 死亡保障と介護保障を終身で契約したい人
- 介護保障はまとまった一時金を受け取りたい人
- 払い込んが保険料を一部年金形式で受取たい人
「賢者の備え」の評価は
合計スコア:8点
当サイトにておすすめする介護保険の評価項目においては8点となります。
受取条件 | 点2 |
死亡保障の有無 | 点4 |
払込免除 | 点2 |
介護一時金・年金の受取条件
公的介護保険制度に連動せず、継続して180日以上、所定の要介護状態に該当した場合のみの給付金受取は他社の介護保険に比べると範囲が狭いです。
死亡保障の有無
終身保険と同等なので介護保障の一時金額=死亡保険金額になります。最低200万から設定可能です。
払込免除
一時金タイプなので介護保障が支払われた場合は契約が消滅しますので払込はありません。それ以外では身体障碍状態による払込免除は一般的な保険契約における払込免除の条件と同等になります。
終身保険+介護保障ではあんしん生命の「長生き支援終身」と類似しています。評価項目でのスコアは異なりますので気になる方が是非ランキングもご確認ください。
その他の介護保険に関しても独自の評価項目に基づきランキング形式にて紹介していますので良ければ是非ご確認ください。
引き続き「賢者の備え」の詳細やメリットデメリット等をまとめていますので気になる方は是非読み進めてください。
「賢者の備え」の詳細
商品名 | アクサの「一生保障」の介護保険 賢者の備え |
保険会社 | アクサ生命 |
タイプ | 一時金タイプ |
契約可能年齢 | 20歳~70歳 |
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 55/60/65/70/75歳満了、10/15/20年満了、終身払、一時払 |
保険料払込方法 | 口座振替 |
保険料払込回数 | 月払/半年払/年払/一時払 |
「賢者の備え」の参考保険料
男性保険料(30歳) | 11,355円 |
男性保険料(40歳) | 14,295円 |
男性保険料(50歳) | 19,020円 |
男性保険料(60歳) | 27,360円 |
女性保険料(30歳) | 10,520円 |
女性保険料(40歳) | 13,050円 |
女性保険料(50歳) | 17,045円 |
女性保険料(60歳) | 24,105円 |
保険料算出の条件
- 保険金額:500万円
- 保険料支払期間:終身
- 保険期間:終身
給付金の受取条件(所定の介護状態)や基準年金額や受取期間
受取条件 | 継続して180日以上、所定の要介護状態 |
基準介護一時金額 | 200万円~2,000万円(10万円単位) |
死亡給付金 | 「介護保険金」(介護一時金額と同額 |
払込免除 | ケガを原因とする所定の身体障害状態 |
「賢者の備え」の指定する所定の要介護状態について
1or2の状態
(1)常時寝たきりでベッド周辺の歩行ができない+次の2項目以上に該当
- 衣服の着脱が自分ではできない
- 入浴が自分ではできない
- 食物の摂取が自分ではできない
- 排泄後の拭取り始末が自分ではできない
(2)医師の資格を持つ者により、「器質性認知症」と診断確定され、意識障がいのない状態において見当識障がいがあり、かつ、他人の介護を要する状態をいいます。
「賢者の備え」のメリットやデメリット
「賢者の備え」のメリットやデメリットを整理します。
メリット
一時金タイプの介護保険ですが、生命保険の終身保険と介護保障がセットになったプランなので、介護状態に該当した際の一時金=死亡保障となり最低200万円からとある程度まとまった保障を組むことが可能です。
また特約にて払込保険料からその一部もしくは全部を年金形式にてお金として受け取ることも可能です。
介護保険として介護に備えつつ、介護状態にならない場合でも死亡保障。ないしはお金として引き出す事も可能な万能タイプの保険です。
デメリット
介護保険として介護状態の受取条件で他社と比べると、公的介護保険制度に非連動で先述してる所定の介護状態に180日以上継続した状態が必要という部分は受取の条件が厳しいと言えます。
また保険料の支払がクレカ等で支払可能な他社に比べて口座振替のみなので保険をクレカで支払いたいという方であれば候補から外れます。
このページのまとめ
「賢者の備え」は終身介護保険と言われていますが見方を変えると通常の生命保険の終身保険に介護状態でも給付金の受取が可能という仕組みです。
類似商品ではあんしん生命の「長生き支援終身」があり、介護時の受取条件では公的介護保険制度に連動している分、あんしん生命に軍配が上がります。
いずれも、細かな保険料による比較が必要なので具体的に検討される方は複数の保険商品をまとめて比較検討できるファイナンシャルプランナーや保険ショップでの無料相談サービスを活用する事がおすすめです。